「筋トレ大食い vs 運動せず小食」どっちが不健康? やってはいけないダイエット・ワースト10
平均寿命が年々延びている長寿大国日本。しかし、死ぬまで健康でいられるわけでもなく、「太った」「疲れやすい」など体の悩みは尽きないものだ。いったい我々はこの先どのように生きたら健康でいられるのだろうか。そこで今回、各識者の意見を参考に「不健康になる」ランキングを作成。果たして、あなたの健康状態は大丈夫?
<こんなダイエットは不健康になる!ランキング>
1位 糖質制限
2位 食事の回数を増やす
3位 運動してたくさん食べる
4位 過度な筋トレが大好きだ
5位 バターコーヒーで油を摂取
6位 とにかくプロテインを摂取
7位 マラソンなど有酸素運動が好き
8位 空腹でも朝食を食べない
9位 グルテンフリーを実践
10位 果物をたくさん食べる
「話題のダイエットに安易に手を出すと、逆に健康を害するものも多いです」と語るのは、管理栄養士の梅原祥太氏。果たしてどんなダイエットが不健康をもたらすのだろうか?
「話題の糖質制限ですが、糖質を削ればいいと思い込んで、必要な摂取カロリーが足りていない人が非常に多い。特に運動する人にとって糖質は必要な栄養です。運動+糖質制限している人は体重が減ったとしても結果的に栄養不足状態で、健康的には痩せません」
また、一日5~6食など食事の回数を小分けにする減量法に警鐘を鳴らすのは、『一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書』著者のYu Suzuki氏。
「運動量の多いアスリートが食事回数を増やすのは利にかないますが、運動量の少ない一般の40代には何の意味もありませんし、やみくもに実践することで総合的にカロリー過多になる危険性もあります。同様に、タンパク質を摂取することに躍起になり、プロテインを大量に飲むのも一般人には無意味。摂取する総カロリーを増やして逆効果になります」
減量や健康のために運動に励む人も多いが、やみくもに始めると失敗するのは当然だという。
「食生活の乱れは運動では相殺できません。運動するとたくさん食べていいだろうと、逆に太る人も多いです。筋トレのやりすぎも体へのストレス過多で免疫力が低下し、風邪をひきやすくなったりします。マラソンなどの有酸素運動も体内に活性酸素が溜まるため老けさせます」(Suzuki氏)
糖質制限や過剰な筋トレは不健康や外見の老化を招く
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