「阿波踊り専用エナジードリンク」があった! いま注目の“ご当地エナジードリンク”ベスト3
20~30代男性を中心に飲まれているエナジードリンク。栄養ドリンク先進国だった日本へ、オーストリアから2005年にレッドブルという黒船が上陸するや、若者の圧倒的な支持を得、その後、アメリカからモンスターも上陸、市場を席巻している。国内大手メーカーも負けじとエナジードリンクを開発して投入しているが、この二強の牙城を崩せず欧米勢の後塵を拝している。
そんな中、近年、地方メーカーによる「ご当地エナジードリンク」が熱い。地元の特色を存分に活かして、かなり“振り切った”製品を開発しているのだ。そんな「ご当地エナジードリンク」の中から、特にインパクトの強い3本を紹介したい。
千葉県鴨川市を舞台にしたアニメ『輪廻のラグランジェ』(2012年・チバテレビ、読売テレビ系放送)に登場し、アニメの重要な要素を担ったドリンク「鴨川エナジー」。舞台となった2032年の鴨川市で市民に愛飲されているエナジー系ドリンクという設定で、主人公の女子高生も愛飲していた。それが多くのファンの声に応えて2013年6月に商品化され、鴨川市内で発売されているのだ。
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実際に再現された「鴨川エナジー」は、缶ではなく、瓶詰めで、グリーンをベースにした色調。ラベルに「強炭酸」とあるように、飲むと強めの炭酸が刺激的だ。成分にはこんぶ等の褐藻類に多く含まれる海のエキス「アルギン酸」や、ハチミツなどが含まれている。アルギン酸は、天然の食物繊維として知られ、血圧の上昇を抑制する効果やコレステロール値を下げる効果、ダイエットに対する効果、動脈硬化を予防する効果などがある。海産資源の豊かな鴨川では、アルギン酸を抽出する工場もある。
「鴨川エナジー」は発売直後から予想だにしない大反響を受け、アニメファンのみならず、観光客や市民からの広い支持により、基本的に鴨川市内限定の販売にも関わらず、発売から9ヶ月ほどで33000本以上が製造・販売されている。現在はネットでの販売も行われている。
アニメの枠組みから飛び出し、まさにご当地エナジードリンクとしての確固たる地位を築きつつある鴨川エナジーを飲み干して、パワー全開でこれから暑くなる季節を乗り切ろう! まるっ!!!
アニメのエナジードリンクがファン待望の製品化!「鴨川エナジー」(千葉県)
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