女子大が近くにない女子大駅の存在意義は?
◆珍しい駅編
せっかくはるばる乗車するも思わず誰もが困惑してしまう妙ちくりんな駅
【CASE2】
女子大が近くにない女子大駅の存在意義は?
千葉県佐倉市を走っている山万(やままん)ユーカリが丘線には、女子大駅という、ついつい妄想が先走ってしまう駅がある。想像してみよう。朝、そして夕方の華やかな女子大駅付近を……。
しかし残念ながら、それが現実になることはない。名前に反して駅付近に女子大が存在しないからだ。ではなぜこの駅名?
実は、’82年にこの駅を造る当初は、近くに女子大を誘致する計画があったという。そのため駅名が「女子大」とされたのだが、結果的に実現せず、駅名だけが無闇に世の男子たちの妄想をかき立てる状況に陥っているのだ。
ただ、その後、’97年に近くに和洋女子大のセミナーハウスが開設されたため、多少は状況が改善したと言えなくはない。運がよければ女子大生に会えるチャンスがありそうだが……。
ちなみに、この山万ユーカリが丘線には、ほかにも公園駅や中学校駅といった、そのまますぎる駅名が多いことでも知られている。
― 日本全国[珍駅/泣駅]途中下車のススメ【2】 ―
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