スマホライフをスリム化する「ワイヤレス充電器」入門機
スマホに搭載され始めたのは2年も前なのに、意外とよく知らない「ワイヤレス充電」。入門者におすすめの3アイテムを紹介。
先日、満を持して登場した「iPhone8」。ファンが歓喜に震えるなか、新たに搭載された「ワイヤレス充電機能」に注目が集まっている。Android端末では’15 年にすでに登場している機能だが、ここにきてがぜん“メジャー”に昇格した格好だ。
ワイヤレス充電の歴史は意外と古く、製品化されたのは’90年代。
「電動歯ブラシや電気シェーバーなどでは、金属接点を使わない防水性が重宝され、ワイヤレス給電が早期から採用されていました。とはいえ、当初は発電力が乏しく、小型機器にしか採用されてこなかったのです」(デジタルライターの板倉正道氏)
それが時を経て、デスクまわりやリビングへと進出。
「iPhoneでも採用された規格『Qi』の普及が進んでおり、さまざまな製品が生まれています。上部にスマホを置いて充電できるスピーカーや、台座部で充電できる液晶モニターなど、他の機能と合体させた製品がトレンドですね。家具ブランドのIKEAでは、ワイヤレス充電ユニットを組み込めるデスクなども展開しており、いよいよ一般家庭にも普及しそう」
ケーブルなしで充電できるメリットは想像以上だと板倉氏は言う。
「ポンと置くだけでいいという手軽さはもちろん、Qi規格に対応している端末ならiPhoneであろうとAndroidであろうと同じ環境で充電できるのが嬉しい。複数のケーブルを所有したり、ケーブルの断線を気にしたりする必要もなくなります。ケーブルを挿すときにカバーをつけたり外したりすることで防水機能がパアになる心配もありません」
家電複合型、モバイル型など多種多様に進化中。iPhone対応でいよいよメジャーガジェットに!
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