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スマホライフをスリム化する「ワイヤレス充電器」入門機

 なお、ワイヤレス充電の規格はQi以外にも存在するが、日本ではQiが圧倒的なシェアを誇るので、規格を気にする必要はない。 「製品を選ぶ際に注意すべきは、充電のパワーと発熱。古いタイプの製品を買うと出力電流が低いことがあります。購入時には必ず、出力が『5W』もしくは『1A』に対応しているか確認を。これならQi規格の急速充電に対応しています。また、ワイヤレス充電台は構造上、発熱しやすいので、あまり小型のものはNG。本体が大きいほうが放熱しやすいんです。ファン付きのように放熱対策をうたったものなら万全」
【itDEAL/モバイルバッテリー】

【itDEAL/モバイルバッテリー】

 念のため、“急速充電”と言った場合、Qi規格とケーブル接続の規格は別物だと覚えておこう。 「実は充電のパワーはケーブル接続に軍配が上がります。『クイックチャージ2.0』規格なら、出力はQiの約2倍。ですから、夜寝ている間に充電するならQi、急いでいるときはケーブル接続などと使い分けるといいでしょう」  スマホライフをさらにスリム化しつつ、リビングやデスクまわりもすっきり整頓してみてはいかが。 【IKEA/RIGGAD LED ワークランプ】 公式価格:7999円 出力:5W(LEDライトの出力は10W)  一見、充電機能があるとは思えない自然なデザインはさすが。IKEAではこのほか、デスクや収納家具に組み込めるワイヤレス充電モジュールなど、多様な製品を展開している。 belkin/Boost↑Up Qi Wireless Charging Pad 実勢価格:3383円 出力:1A/5W  上面がラバー仕立てで滑りにくく、ケーブルレスゆえの落下の悲劇を防いでくれる。出力7.5W(使用の際は1.5A以上のUSB電源が必要)の上位モデルもあり。 itDEAL/モバイルバッテリー 実勢価格:3580円 出力:1A(USB出力は1.2A)  大容量10000mAhのモバイルバッテリーで、外出先でケーブルをつなぐ煩わしさにおさらば。液晶表示でバッテリー残量や充電状況も確認できる。クイックチャージ3.0対応。 取材・文/江沢 洋 撮影/高仲建次
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