ファミチキ、Lチキ、ななチキ…コンビニ最強チキンはどれ?
ファミチキ、Lチキ、ななチキ…コンビニフードで根強い人気を誇るレジ横チキン。それらは「売れているから」という理由で手に取りがちだが、果たして本当にすばらしい商品なのか? 専門家がその実力をジャッジ!
[ひとり勝ち] ファミチキ(ファミリーマート・税込み180円)
[対抗] Lチキ 旨塩(ローソン・税込み180円)
[大穴] ななチキ(セブン-イレブン・税込203円)
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コンビニのレジ横商品でついつい手が伸びてしまう、チキン系のホットスナック。もともと人気の火つけ役となったのはローソンのからあげクンだが、ここ数年はファミマのファミチキが存在感を増しており、’06年の発売から売り上げ累計10億個を突破。だが、ほかのコンビニのチキンに比べて抜きんでておいしいのかというとそうでもないような……? 都内の有名フレンチ店での勤務経験もある水谷秀樹氏が味を分析した。
「鶏肉自体のクオリティはセブン、ファミマ、ローソンとも大きな差はありません。肉の柔らかさ、肉汁をしっかり残したジューシーさではセブンのななチキが一番。一方で、衣のサクサク感は、ファミマとローソンが一歩リードしています。味付けは、ななチキは薄口、ローソンはスパイスの香りが豊かで、単品で食べるとやや味が濃いですが、酒のアテにはよさそう」
ファミチキの味付けは?
「薄すぎず、濃すぎず、ほどよくジャンクで、単品で食べたときに満足度が高いちょうどいいバランスが人気なのでは。ただ、油の匂いが少し気になります。また、コスパで考えると、180円で115gというボリュームのローソンが一番。100g未満で180円のファミマは割高な印象ですね」
●判定
コスパ重視でスパイスを楽しむならローソンは意外とオススメ!
※価格はすべて税込み(取材時)
レジ横チキン
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