民泊はホテルより割安なのか?コスパのいい使い方を経験者が伝授
シェアリングエコノミーの象徴的存在として、利用経験の有無を問わず、抜群の知名度を誇るのがAirbnb。制度改正によりこれまで通り、「やったもん勝ち」ではいかなくなるほか、最近では多くのマンションなどで「民泊禁止」の張り紙を目にするなど、風当たりは厳しい。それでは、過渡期にある宿泊施設のシェアはどう活用するのが有効なのか。
「ある程度、大人数での旅行の際には、やはりメリットが大きいです。例えば、観光地で一軒家やコンドミニアムを借りたりすれば、ホテルに泊まるよりも贅沢な空間をリーズナブルな価格で使えますよ」(35歳・不動産)
「仲間内でのパーティによく使います。注意事項に『パーティ禁止』とある物件は多いですが、実際、大騒ぎをしなければ問題になることはない。ケータリングを頼むなり、Uber Eatsを使うなりすれば、飲食店を利用するよりもお金をかけずに贅沢ができます」(43歳・広告)
ハレの日での活用をオススメする声が多い一方、ヨコシマな使い道も。「女性とのお泊りには民泊の物件は最適」と明かしてくれたのは、渋谷・恵比寿界隈を主戦場とするナンパの達人A氏だ。
「繁華街に近くて、オシャレな部屋に入ればテンションが上がらない女のコはいないですし、高級ホテルほど高くもない。仲間内でシェアして、活用したりしています」
達人が太鼓判を押すほどの効果は実際いかほどなのか。記者は渋谷駅からほど近いデザイナーズマンションをAirbnbで予約し、「渋谷に面白いところがあるから一緒に行こうよ」と先日、知り合ったばかりの女のコを誘い出した。
行き先がマンションであることに面くらった様子だった彼女だったが、ラグジュアリーな雰囲気に警戒心もすぐに霧散。シックな色みで統一された打ちっぱなしの室内は2人掛けのソファとベッドがすぐ近くに並ぶ好配置。Uber Eatsで食材を頼み、コンビニで買ったワインを開ければイイ雰囲気に。部屋代と飲食費を合わせると1万6000円ほど。口説きのコスパとしては悪くない。
ちなみにAirbnb以外にも民泊系のサービスは誕生しているが、現時点では登録件数が圧倒的に少ない。しばらくはAirbnbの一強は続きそうである。
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