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音楽配信の副業は生き地獄だった。まったくDLされず、うつ病に

ブロガー、インフルエンサー、YouTuber……「インターネットで稼ぐのが当たり前の時代」といえど、勝者はほんの一握りといわれる。そこで大多数の負け組たちが、ネット副業の地獄をとくと語った。 ネット副業は生き地獄だった

まったくDLされず、精神崩壊に追い込まれる

 CDの売り上げが衰退する中、オンラインレーベルが注目を浴びるようになった。メジャーミュージシャンのマニピュレーターをしていた吉田彰さん(仮名・45歳)も、知人が運営するレーベルの楽曲が配信サイトで1位を取ったという話に感化され、足を踏み入れた。 「大半のマニピュレーターが、それだけでは食えてない。なので、オンラインレーベル運営に夢を見すぎてしまったのかもしれません」  吉田さんは知人やニコニコ動画の「歌い手」に片っ端から声をかけ、余っている楽曲の提供を受けたり、自身が過去に手掛けた楽曲登録を行い、有料配信を開始した。 「ところが、ビックリするほど売れないんです。200を超える楽曲があったのに初月のダウンロード数はたったの4。売れないとアーティストたちも宣伝してくれない。歌い手との関係構築がキモの商売なのに、僕の全人格が否定されたようで……」  心療内科を受診した結果、うつ病の診断が下されたという。  前出の知人も実はまったく儲かっておらず、レーベルを畳んでいたことが判明。1位になったという話も、外国の盛り上がっていないジャンルに楽曲登録をし、そこで3曲ほど自分で購入すると1位になるという仕組みだった。 「申請と登録代行だけで食っていけると思ったのが大間違いでした」  音楽配信ビジネスには、想像以上の荒野が広がっていたようだ。 <地獄指数>※MAXは★5つ 徒労度 ★★★★ ストレス度 ★★★★★ 収益度 ★ ― 負け組が激白[ネット副業は生き地獄]だった! ―
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