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山口組の名刺をヤフオクに…悲しすぎるヤクザのシノギ

 暴排条例による取り締まり強化などで、もはやヤクザのシノギは青息吐息。だが、それでも食うために気を吐くヤクザたちが始めた新たなシノギとは、一体どんなものなのだろうか。現役のヤクザたちに聞いた。どうやら、想像以上にシノギの現場はツラくなっているようだ。 名刺

ヤクザマニアに親分の名刺を売る

 話を聞いたのは、都内で某大手暴力団の下部組織に属し、普段は事務所当番として雑用に走り回っている横山剛さん(仮名・30歳)だ。横山さんの新たなシノギの場所はヤフオクだ。 「組織には歴史があるため、倉庫には膨大な量のヤクザグッズが眠っているんだ。でも、親分をはじめ誰も興味がない。そこで、たまに倉庫をあさっては、山口組、稲川会、住吉会、松葉会の代紋や名前が入った芳名録や灰皿などを持ち出して、こっそりヤフオクなんかで売っているんだ」  これらはヤクザマニアの間で高値で取引されており、名刺やカレンダーは1枚3000円から取引されている。実話誌のヤクザ担当記者に聞いた。 「有名な組長のものだと名刺1枚で3万円以上。襲名披露の引き出物やアルバムなどは10万円以上の値がつくこともあります」  横山さんの事務所の倉庫には、過去の大物親分の記念品や名刺が眠っているという。 「小出しにしないとバレて大変なことになる。ヘタにシャブの密売するよりもスリリングだよ(苦笑)」
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ヤクザの特技を生かした新シノギ
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