指原莉乃も推すHKT48の新星・渡部愛加里がTIFデビュー
「平成最後のTIFを楽しんでいきましょうー!」(指原)
8月3日から5日まで東京・お台場で開催されたイベント「TOKYO IDOL FESTIVAL 2018(以下TIF)」。今年の最終日、メイン会場となるHOT STAGEの大トリを務めたのはHKT48だ。今回は田中美久(17歳)や松岡はな(18歳)など若手メンバー中心の選抜で「桜、みんなで食べた」「しぇからしか!」と、スタートから全力パフォーマンス。続く、「メロンジュース」では、指原莉乃が「もっともっと、みんなの限界を聞かせてください!」と観客に呼びかると、会場の熱気はさらに高まる。
今回の選抜のなかで指原が「紹介したいメンバーがいるんです!」と、注目を集めたのは渡部愛加里(13歳)。今年1月におこなわれた第3回AKB48ドラフト会議で、HKT48がドラフト1位で指名。3チームが競合した結果、「絶対に欲しいと思った」と指原が自ら当たりくじを引き当てたメンバーだ。ライブでも「ドラフト会議で合格して、HKT48でデビューしてから4か月しか経ってなくて、フルでライブに立つのは今日が初めてなんです!」と指原は嬉しそうに話した。そして「あとよろしくね」とMCのバトンを受け取った渡部は「もっともっと盛りあがってください!」と話して、続く「ウインクは3回」で見事にセンターポジションを務めた。この曲は2013年に矢吹奈子(当時12歳)が初めてセンターに抜擢された楽曲。今やHKT48の中心メンバーとして活躍する矢吹のように、渡部の成長を期待する指原の想いが感じられた。
後半は「大人列車」や「ロックだよ、人生は…」など、HKT48らしさが詰まったダンスナンバーをノンストップで披露。ラスト曲の「最高かよ!」では、曲中に指原が「TIFってー?」と観客に振ると、「最高かよー!」と絶妙な掛け合いを見せ、大トリのステージを締めくくった。また、アンコールに選んだHKT48の最新曲「早送りカレンダー」では、田中美久と渡部愛加里がWセンターを務めて、次世代のHKT48への期待も膨らませてくれた。
来年は新しい年号とともに、TIFは10回目を迎える。来年はHKT48がどんなライブパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみにしたい。
取材・文/吉岡 俊 撮影/難波雄史(本誌)
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