必見!2009[ヒットしなかった陰の名作]アワード【AV部門】
【AV】
女性視聴者と高齢化が”陰の名作”キーワードに!?
【大坪ケムタさん】
アダルト方面全般に精通するライター。All Aboutでは、アダルトビデオガイドとしてコラムを執筆中
http://allabout.co.jp/entertainment/adultvideo/
著書に『世界が100人のAV女優だったら』(小社)
★金賞
『東京マ●コ園』
(販売元/ソフト・オン・デマンド 監督/GORI)
「東京マ●コ園」と言われる行楽スポットで、沢山の瑞々しいマ●コを狩ったり、熟れた乳房を揉んで熟成度を確認したり、試食したりする。「非常にシュールな作品なんですが、それがかえってエロさを引き立たせるんです」
【受賞コメント】
女の一番美しい部分はマ●コであり、マ●コを集めた『東京マ●コ園』こそ、桃源郷なのです。いずれは『東京マ●コ万博』も開催したいと思いますので、宜しくお願いします(GORI監督)
★銀賞
『ザ・オナニズム』
(販売元/INAZUMA 監督/二村ヒトシ)
“性の伝道師”二村ヒトシ監督が、さまざまな女の心の奥底に眠る本能を掘り起こすオナニー作品シリーズ。「テーマは女の発情。いわゆるハメ撮りではなく、女優さんとの対話を大事にしていく、これぞまさにドキュメンタリーといった作品。続編が期待されます」
『肥大化性器少女』
(販売元/ソフト・オン・デマンド 監督/井口昇)
超美少女の股間に、肥大化したオチンチンが生えたりするストーリーモノ。「映画『ロボゲイシャ』などを手掛ける異才・井口昇監督が、セルフパロディしたもので、レベルが高い作品」
『ボイン大好き亀市爺さんのHなイタズラ』
(販売元/グローリークエスト)
Hが大好きな亀市爺さんが、若い娘にイタズラをするシリーズ。「AVを観る年齢層も徐々に上がっているので、感情移入できるようになるかも。10年後にお宝になる作品では」
『ワザと勃起させて看護師に見せつけたらヤられるか?INTERNATIONAL』
(販売元/ソフト・オン・デマンド)
黒人の患者が勃起したアソコを日本人看護師に見せつけたり、逆に日本人の患者が外国人看護師に見せつけたら……。「シチュエーションや字幕など、非常に凝った作りとなっています」
「今年は、昨年に続いて鈴木早智子・原紗央莉・藤浦めぐら芸能人モノが話題となりました。あとはRioや希崎ジェシカらのハーフモノのヒットも顕著でしたね」と語るのは、AVライターの大坪ケムタ氏。確かに「あの女優がAVデビュー!?」となれば、注目は集まる。
そんななか、大坪氏が陰の名作として推すのが『東京マ●コ園』だ。
「その名のとおり、数十人の女性の性器が丸出しに”なって”いてそれを狩るんですよ。無機物として扱われるんですが、つい反応してしまうところがドキッとするんです(笑)」
また、最近ではAVを視聴する女性も徐々に増えていると聞くが、「AVのオナニーはやらせっぽさが出てしまいがちなんですが、『ザ・オナニズム』シリーズはオススメ。監督と女優さんが1対1で作り上げるまさにドキュメンタリー。その空気の濃さがとてもエロい。これは女性が観ても面白いでしょう」
さらに「世界最長老の呼び名が高い『亀市爺さん』シリーズは、打ち切りになってしまったんですが、AV業界にも(視聴者の)高齢化が進んでいる今、75歳という年で現役でいるのは男の理想ともいえる。早すぎた名作なのかもしれません」
― 必見!2009[ヒットしなかった陰の名作]アワード【5】 ―
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