必見!2009[ヒットしなかった陰の名作]アワード【TVドラマ部門】

【TVドラマ】
深夜、昼間、短い作品に陰の名作が隠れている

【黒田昭彦さん】
All About「ドラマ」ガイド。’60年代末頃からドラマを見続ける、筋金入りのドラマウォッチャー。以下のサイトで、幅広い視点からドラマの楽しみ方を解説している。
http://allabout.co.jp/entertainment/drama/

★金賞
『ゴッドハンド輝』
(TBS/出演:平岡祐太、水川あさみほか)
天才外科医だった父の才能を受け継いだ、新人医師・真東輝の成長物語。「平岡くんが演じる輝が、特撮ヒーローさながらに手術中にゴッドハンドに変身するシーンは必見。医療ドラマとしても純粋に面白いです」。放送回数がもっと多ければヒットしていたかも?

★銀賞
『白洲次郎』
(NHK/出演:伊勢谷友介、中谷美紀ほか)
実業家・白洲次郎の生涯を描いた全3回のスペシャルドラマ。「吉田茂役である原田芳雄の病気で、第2回と第3回放送の間が半年もあく事態に。仕方ない事態ですが、クライマックスを前に視聴者をクールダウンさせてしまいました」

『歌のおにいさん』
(テレビ朝日/出演:大野智、千紗ほか)
夢も希望も失った元バンドマンが、いきなり歌のおにいさんに……。「大野くんのキャラが立っていたし、何より前向きな気持ちにさせてくれます」。働くことの大切さを考えさせてくれる?

『深夜食堂』
(TBS/出演:小林薫ほか)
深夜に開ける小さな食堂での人間模様を描く。原作は人気同名コミック。DVD化と年末一挙放送が決定したので要チェック!「暇な深夜にしみじみ見てほしい作品」
http://www.meshiya.tv/


 視聴率が15%を超えればヒット、20%を超えれば大ヒットと、ここ数年、元気のないドラマ業界。そんな苦境のなか健闘した作品について、AII Aboutドラマガイドの黒田昭彦氏はこう語る。

「不況のせいか、今年は恋愛モノは相手にされず、『アイシテル~海容~』(日本テレビ)や『JIN-仁-』(TBS)といった、人生を真面目に考える作品が人気を集めました。そもそも恋愛モノは、’00年頃から低迷期に入っている。もっと時代のニーズを読むべきでしょう」

 一方、面白いのにヒットしない作品は、放送時間に問題があるとか。 左のドラマは平均視聴率2~10%だが、名作揃いらしい。

「『歌のおにいさん』(テレビ朝日)は、内容は面白かったんですが、『特命係長 只野仁』などちょっとHなドラマがヒットする枠で数字が伸びず。また、『ゴッドハンド輝』(TBS・全6話)のように、放送期間が短い作品も分が悪い。視聴者に穴埋め的な印象を与え、期待値を下げてしまいますから。そういう意味では、来年1月開始の昼ドラ『インディゴの夜』(フジテレビ)は、イケメン揃いのホストクラブが舞台なので、ターゲットの主婦の心をガッチリ掴むと思います」

― 必見!2009[ヒットしなかった陰の名作]アワード【4】 ―




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