コンビニにネズミが発生。退治を試みるも「ミッキーみたいに可愛くない…」
飲食店にとってねずみやゴキブリが店内に発生することは致命的な問題。それはコンビニも同様で、「お客様の前にねずみが出現したら営業停止」というルールを設けているコンビニチェーンは多い。それだけ衛生面や印象面で大きな影響を及ぼす問題なのだが……以前、知り合いの店でねずみ問題が発生してしまったことがあった。コンビニ店長 VS ねずみの戦いの行方は!?
かつて某コンビニで店長を務めていた筆者。これは、知り合いの店長に聞いた話だ。
井上さん(仮名・35歳)は店長をしていた店でアルバイトさんと発注について話をしていた。するとサッと目の前を何かが横切ったような気がしたという。気のせいかな……と思っていたが、数日後、在庫を管理している倉庫で商品をかじられたような跡があるのを見つけ、確信したのだそうだ。
「ねずみが出た」
かじられた商品はもちろん、ねずみが触れたと想定される商品はすべて廃棄。店にとっては大きな痛手となる。それだけではなく、本部から定められた暗黙のルールで「お客様の前にねずみが登場したら即営業停止」というのが恐怖だったと井上店長は話す。
「もちろん、ねずみがいると知ってしまった以上、即座に駆除したい気持ちがありました。でも、なかなか姿を現してはくれない。神出鬼没で、突如店内を走らないとも限らない。とにかく緊張感のある日々が続きました」
お客さんだってねずみを店内で目にしたらイメージは最悪だろう。井上店長はとにかく早くねずみを見つけ出し退治しようと意気込んでいた。
ある日、何かが目の前を横切った
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インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。X(旧Twitter):@KA_HO_MA
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