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新年会でマウントを取りたがる男たちに、女子から「ウザい」の声

 正月休みが明けて仕事が始まった。1月末まで新年会の予定が詰まっているという人も多いのではないだろうか。しかしながら、「今年もよろしく!」の新年会で「いや、結構です」と思わせるウザいヤツは毎年必ず出現するものだ。
新年会

※画像はイメージです(以下同)

 新年早々、そんな洗礼を受けてしまった3人の女性に話を聞かせてもらった。

新年会で“マウント”を取りたがる男たち

 新年会の場では正月休みの話題になりがちだが、「お年玉っていくらぐらいが妥当なんですかねぇ?」とOLの夏菜子さん(25歳・仮名)は首をかしげる。 「実家に帰ったら姪っ子や甥っ子にお年玉をあげるじゃないですか? たまたま新年会でその話題になったんですけど、『いくらあげたの?』 とすごいしつこく聞いてくる男がいたんですよ。みんな小学生くらいだから私は一律2000円にしていたんですが、それを言ったら大げさに『えぇ~!』っていうリアクションをされたんです」  小学生の子どもたちに配るお年玉の額としては妥当ともいえる金額だと思うが……。 「6人もいるから1人あたり5000円とかあげてたらキツいんですよ。でも、それを言ってきた男は3歳の子どもにも1万円あげたって自慢するんです。『俺は姪っ子と甥っ子に1万、妹にも毎年1万あげてるよ。お年玉だけで合計6万円は飛ぶからキツイけど、必要経費だよね』って偉そうに。彼は独身で実家暮らしなんです。今は給料全部が小遣いみたいなもんだから出来るだけなのに。私はひとり暮らしだし、そんな余裕ないですね」  ちなみに筆者も親戚の子どもにお年玉を毎年5000円あげていた。だが、子どもたちとはもう5年ぐらい会っていないし、そもそも親戚からもメールの1通もないので今年から3000円に値下げした。いくらあげたとかで見栄を張っても仕方がない。  しかし、そこでマウントを取ろうとする人も少なくないのである。

年末年始の親孝行自慢がウザい

「今年の正月休みに彼とタイでカウントダウンをした話をしたらすごい面倒なことになっちゃったんです」と語るのはアパレルメーカーに勤める有希さん(31歳・仮名)。 「新年会で年末年始に何をしてたかって話になって、みんなやっぱ恋人と旅行に行ったり実家で寝正月だったりするじゃないですか。で、私が唯一、海外だったから結構みんな食いついてきたんですよ」  写真を見せると、特に女性は大盛り上がりだった。一方で、こんな嫌な男もいたという。 「いきなり男の先輩が、『俺は両親を連れて箱根の温泉に行ってきたよ』って話に食い込んできたんです。みんな凄いですね~、立派ですね~、とは言ったんですが、もっと褒めてほしかったのか『彼氏と旅行とか実家でダラダラ寝正月とか大いに結構だけど、社会人としてそれはどうなのかな』って言い出したんです。『親の喜ぶ顔は見たくないのか? ちゃんと恩返しは出来てるのか?』って質問責め」  もちろん、親孝行は立派なことだ。だが、それをわざわざ周りにアピールする必要はあるのだろうか……? 「私も親の誕生日や母の日や父の日にはプレゼントを送ったりしてるし、そこまで親不孝ではないハズなんです。それに他人にどうこう言われたくないし、他人に自慢するような話じゃないですよね。なんだか、親に感謝して親孝行してるというより、親孝行してる自分に酔っている感じもして。親孝行ネタが長引きすぎて、その場が盛り下がりました」  親孝行の良し悪しは値段ではないだろう。こういうタイプの男性は付き合った彼女にも尽くしそうだが、別れた途端に「今までの時間とお金を返せ!」とか言ってきそうだ。
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忘年会に呼ばれた回数を自慢
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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