更新日:2023年05月24日 15:02
エンタメ

小倉優子はやっぱり異星人!? 離婚騒動を経て進むべき道は…

ゆうこりんに一般の常識を当てはめるべきではない

 コロナウィルスの影響で訪れた「沈黙の春」。巣ごもり生活を強いられた人々の退屈を、まるで慰めてくれているかのように、芸能ゴシップは花盛りだ。  小倉優子の別居が報じられた。結婚から約1年での破綻であり、さらに彼女は、現在第3子を妊娠中であるという。またこの結婚は、前の夫と離婚してから2年を待たずしての再婚であり、小倉が離婚した時、第2子の出産から1年も経っていなかった。ゆうこりんの結婚生活は、つくづくうまくいかない。
小倉優子の毎日ほめられ ごはん

「小倉優子の毎日ほめられ ごはん」

 打算なき結婚など存在しない。しかし当然そればかりでは結婚は崩壊する。今回の別居の理由を「夫が芸能活動を許さなかったからだ」とする報道もある(夫側は否定)。また、この再婚で彼女はママタレントの地位を確立し、洗濯洗剤のCMにも出演した。小倉優子の結婚観は、どうしても打算的に見える。  しかし私は、今回の別居報道をきっかけに、ネットで小倉優子に関する記事を読むうちに「一般の常識を彼女に当てはめるべきではないのかもしれない」そんな気がしてきたのだ。小倉優子は「脱こりん星人」宣言をしたが、本当に異星人だったのではないだろうか。  報道された別居の顛末がすごい。昨年12月のある朝、夫が仕事に行くときに、小倉が「いってらっしゃい」と見送ったらそのまま帰ってこなくなってしまった。LINEを送ると、夫から「これからは弁護士を通すように」と返信があった。小倉は「理想の夫婦、家族と思っていたのに」と伝えたが、夫は「とにかく離婚してほしい、離婚届と子供2人の養子縁組解消の用紙を用意してほしい」と言うばかりであったという(※1)。  仮にも愛し合って結婚を決意した大人2人の認識がここまで乖離するものだろうか? また小倉優子からきつい言葉を浴びせられた夫が、涙目になって家を出て行ったこともあったという(※2)。  夫はほうほうの体で妻から逃げ出したようだ。一方のゆうこりんは、なぜ夫がそこまで追い詰められるのか、いまひとつ理解できない様子に感じる。狼狽する夫と困惑する妻。その対比が滑稽で申し訳ないが笑ってしまった。小倉優子は、他人の気持ちが理解できないエイリアンで、そんな自分を持て余しているように感じる。「チキュウジン リカイ デキナイ」。エイリアンの嘆きが聞こえるようだ。  夫の幼稚さも目につく。そして、時折「混ぜるな危険」同士がなぜかくっついてしまうのが結婚である。相容れない2人だからこそ、お互いの打算ばかりが際立って一致してしまうのかもしれない。 ※1:3月14日『おはよう朝日土曜日です』で芸能レポーターが小倉に聞いた話として紹介 ※2:「週刊文春」3月18日発売号
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有吉弘行は小倉優子の良き理解者!?
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1968年生まれ。構成作家。『電気グルーヴのオールナイトニッポン』をはじめ『ピエール瀧のしょんないTV』などを担当。週刊SPA!にて読者投稿コーナー『バカはサイレンで泣く』、KAMINOGEにて『自己投影観戦記~できれば強くなりたかった~』を連載中。ツイッター @mo_shiina

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