恋愛・結婚

渡部建「不倫騒動」の裏でも…SNSで誹謗中傷された無関係の人たち

 アンジャッシュ・渡部建(47)の複数の女性との「ゲス不倫」疑惑がワイドショーを騒がせている。いちばんの被害者はもちろん、妻である佐々木希(32)である。  しかしTwitter上では、神宮寺ナオや滝川恵理、片桐えりりかなどのセクシー女優が不倫相手として名指しされ、誹謗中傷のDMが送られてきたことを告白。片桐は「酷いものでは死ねときた」とコメントし、渡部とは無関係であることを強調した。  こうした“噂”によって第三者が誹謗中傷を受け、傷つけられてしまうことがある

2ちゃんねるにイケメン俳優のストーカーと書かれた

「わたしは某若手俳優と付き合っているってネットで噂され、思い悩んだことがあります。ネットニュースにはなりませんでしたが、今回のトバッチリをくらっている女優さんたちを見て、当時のことを思い出しました……」
悩み

※写真はイメージです(以下同)

 こう話すのは、元女優の佑香さん(30代・仮名)だ。彼女は児童劇団の出身で、20代の頃はアイドル活動もこなしていた。 「アイドル時代は本当に何をやっても泣かず飛ばずでしたけどね。水着を着てニコニコと笑顔でポーズをとったり、イベントでいろんな人と握手したりするのが向いていなくて、お芝居1本にしたんです」  次第にアイドル活動を縮小し、演技中心の仕事にシフトしていったという。とはいえ、何百回とオーディションを受けたが、得られた仕事は再現ドラマでセリフは一言二言。それでも諦めずに続けた結果、ようやく掴んだチャンスが22時台のドラマだった。 「ドラマのレギュラーといってもセリフは2回に1回くらい。でも、自分がその時によく出ていた舞台とはまるで違って、本物の現場というか……勉強になりました」  だが、このドラマ出演がきっかけで歯車が狂い始めた。 「主演やメインのキャストが有名なイケメン俳優だったり、超大手アイドル事務所の人だったんですね。それで『ドラマ見たよ~』って同じ舞台に出たことのある子やアイドルの友人から連絡がきたんですが……結局は『○○さん紹介して!』とか『打ち上げに混ざらせて!』とかばっかりだったんです。  私を使って近づきたかったんでしょう。まぁ、実際に挨拶ぐらいはしてましたけど、それ以上は何もない。もしも万が一、あちらが私を気に入れば連絡先交換もあったかもしれませんが、私からなんて絶対に聞けるわけがない。格差がありすぎて、普通の神経なら自分からなんていけません」 女性 友人・知人からの頼みを断り続けた結果、なぜかネット上では佑香さんと主演のイケメン俳優が肉体関係にあるという根も葉もない噂がたってしまったのだとか。 「いきなりマネージャーに『お前、○○さんと外で会ったりしてないよな?』ってややキレ気味で聞かれたんです。意味がわからなくて、キョトンとしていると、どうやら別の事務所のマネージャーから『○○さんと佑香が噂になっているらしい』と言われたそうで。どう考えてもうちの事務所の方が格下で、もしもそんなことがあれば事務所自体が危ういって怒られたんです。本当に連絡先すら知らないから、会うことなんて不可能なのに……」  否定したがマネージャーには信じてもらえず。佑香さんのスマホのアドレス帳、LINEの履歴までチェックされた。 「所属してから長かったし、信頼関係も築いていたはずなのに『どうしてここまで疑うのか?』と問いただしたんです。すると、わたしがイケメン俳優の元々ファンで、しつこく連絡先を聞いた挙げ句、弱みを握って付き合わせているという話があったらしく。  そんなの全くの嘘だけど、設定が妙にリアルだったからマネージャーも信じてしまったみたいです。どうやら2ちゃんねるのドラマ関連のスレッドやSNSにもわたしがストーカーだと書かれていたようで。そのときは気が滅入りましたね……」
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友人から「ネットで叩かれまくってるよ!」と鬼電話
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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