40代独身男がダイソーの弁当グッズで“デコ弁当”を作ってみた
100円ショップ「ダイソー」のキッチン用品の充実ぶりには目を見張るものがある。その中でも特に注目なのが弁当グッズだ。弁当箱はもちろん、立体ごはんの型、海苔用パンチ、ウインナーカッター、クッキング用デコペン……などかわいいデコ弁を作るためのグッズが種類豊富に揃っているのだ。
SNSなどで美しく飾られた“デコ弁”の写真をよく見かけるが、これらのグッズを駆使すれば、僕のような素人でもそれに匹敵するものが作れるかもしれない。実際に買って作ってみることにした。
今回購入したのは弁当箱、うさぎの立体ごはんの型、宇宙人の形にできるウインナーカッターの3つ。値段はすべて110円(税込)である。
まずは弁当箱に下地となるごはんを敷き詰める。その上に炒り卵と鮭フレークをかけ、まわりをレタスで囲む。そして立体ごはんの型でこの上にさらにごはんを重ねる。押し寿司のようにごはんを型にぎゅっと強く押し込んだほうがうさぎの形がきれいにでるだろうと思ったのだが、これがあまりよくなかったようだ。
型からごはんを取り外すのにかなり苦労してしまった。
次に海苔でうさぎの顔を作るのだが、これには立体ごはんの型に付属していた抜き型を使う。海苔を抜き型に当ててぎゅっと押すと、まん丸の目は切り抜くことができた。が、どうしても口と鼻ができない。抜き型で切り抜くのを諦めてはさみを使うことにした。が、これも非常に難しい。口の細い線を作っている途中でプツリと切れてしまうのである。何度もトライし、これだけでかなりの時間がかかってしまった。
海苔でアニメキャラなどを精巧に描いている人がいるが、あれは本当にすごい技術なのだなと痛感する。いったいどうやっているのだろうか。はさみで切っているのか、それとも、笹の葉の細工切りのように包丁を使っているのか。一度その様子を見学させてもらいたいものである。
また抜き型を使ってハムとチーズでうさぎの耳とハート型の花を作った。海苔と違い、ハムとチーズは簡単に抜き取ることができた。それらをうさぎに乗せていき、桜でんぶをパラリとかけて頬をピンク色に染めたらうさぎの完成である。
40代独身男が“デコ弁”を作ってみた
海苔を切るのが難しい
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バイオレンスものや歴史ものの小説を書いてます。詳しくはTwitterのアカウント@kobayashiteijiで。趣味でYouTuberもやってます。YouTubeチャンネル「ていじの世界散歩」。100均グッズ研究家。
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