更新日:2021年12月24日 07:30
恋愛・結婚

クリスマスの夜に再会した彼女の豹変ぶりにア然…あのスタイル抜群の美女はどこへ?

クリスマスに同伴できないと罰金

太ってる人

写真はイメージ

 コロナ禍になって2度目のクリスマスがやってきた。今年も家で楽しむ人が多いと思うが、中にはお気に入りのキャバクラ嬢の店に行こうと考える男性もいるかもしれない。  筆者も過去にキャバクラで働いていたが、キャバ嬢のクリスマスはイベントとなるので同伴は必須である。中には強制同伴日といって同伴ができなければ罰金という厳しい店もある。そんなキャバクラのクリスマスイベントで図らずも心が砕けたと語るのは都内在住の荒川明生さん(仮名・39歳)。 「昨年のクリスマスはお気に入りのキャバ嬢、A子(26歳)と同伴する約束をしていました。A子と知り合ったのは昨年1月。ちょうど、新型コロナが騒がれる前で初めて店で会ったときから一目惚れでした。A子はキリッとした顔立ちの美人でスタイル抜群。それから週2ペースで通っていたんですが、3月頃になると徐々にコロナの影響で会社から飲み会を自粛しろと言われるように……。  別に自腹で通ってるわけだからいいのでは?なんて思っていたのもつかの間、あっという間に感染者が増えて緊急事態宣言になりました。初めは『頑張って営業します!』と言っていたA子の店も、4月半ばになる頃には休業になってしまったんです」

自粛期間が終わりクリスマス同伴をすることに

 相手はキャバ嬢とはいえ、惚れた女性に会えないのはかなり辛かった……語る荒川さん。しかし、A子さんは休業中もマメに荒川さんに連絡をくれたという。 「ほぼ、毎日のように『今日は家で◯◯したよ~』と他愛もない連絡をくれたんです。僕はそのとき在宅勤務で外食も行けない日々の中、A子からの連絡だけが楽しみでした。それから間もなくして自粛が緩和されてA子から店が再開するという連絡が来ました。  しかし、自粛が解除されて僕も出社が再開し、溜まっていた仕事が山のようにあったので急に忙しくなったんです。また、会社からも自粛命令が出ていたのですぐにA子に会いに行けるというわけではありませんでした」  会えない間もA子さんからのLINEとSNSを見て、恋心をつのらせていた荒川さん。そんな毎日を過ごすうちに季節は冬になり、クリスマスが近づいてきた。荒川さんはクリスマスの同伴に向けて気合いを入れていたという。 「A子からは12月入ってすぐに『クリスマスはイベントなので絶対に同伴してほしい』と約束していました。そのとき、店は夜10時までの時短営業。遅くても8時までには店に入らないといけないというので仕事は定時で終わらせました。ホテルのクリスマスディナーを予約して、プレゼントでブランドのネックレスを奮発しました。  プレゼントをあげて、もしA子の反応がよければ告白するつもりだったんです。そして、24日の夕方、久しぶりに会える嬉しさと緊張が高まる思いで待ち合わせのホテルのレストランに向かうと……、そこで信じられない現実を目の当たりにしたんです」
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待ち合わせ場所に現れたのは……
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano

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