藤井聡太竜王の可愛いおやつ「くま最中」。もなかの皮専門店に皮が230種も
10月22日に行われた竜王戦第2局で、藤井聡太竜王がおやつに食べていた「くま最中」が可愛いとSNSなどで話題になりました。話題のくま最中(もなか)は、京都にある「御室和菓子 いと達」の商品で今回は竜王戦バージョンということで、くまが足の爪で玉をつかんでいる特別仕様になっていたそうです。なんとも縁起が良く何より可愛いくま最中。
――たねらくさんは、藤井竜王が竜王戦のおやつで食べた最中の「皮」を作っていらっしゃる会社だと聞きました。最中ではなく「皮」だけを作っているのですか?
法花堂さん(以下、法花堂)「はい。私たちたねらくは最中の皮だけを作って全国約1,900軒以上の飲食店様や色々な業種の方にご利用いただいている、最中の皮専門メーカーです。今回のくま最中で言うと、くまの形をした皮を私たちが製造して、その皮を使って『御室和菓子 いと達』さんが美味しい最中を作ってくださっています。いと達さんは、くま最中にアイシングを施すことでより一層愛く仕上げてくださいました。最中皮の可能性を広めてくださったことにとても感謝しています」
――たねらくさんはなぜ皮だけ作られているのでしょうか。
法花堂「最中の皮は専用の金型が必須ですし、作る技術と手間・時間が必要ですので、私共のような皮の専門店が存在します。『加賀種食品工業株式会社』がたねらくの運営元なのですが、最中の皮を専門に明治10年に創業し今年で144年目となります」
――144年目!? かなりの老舗企業なのに、たねらくのホームページは驚くほどモダンでどの皮もオシャレです。
法花堂「ありがとうございます。最中の皮=古くさいというイメージを払拭できればと思いホームページを作成しました。最中の皮の良いところは、好きな形やデザインを自由に再現できるところにあります。ですので、その魅力や種類の豊富さ・サイズ感を多くの方に知ってもらえるようにホームページもわかりやすくしています」
今回はこのくま最中の「皮」を作っている最中の皮専門店「たねらく」(石川県)店長の法花堂奈緒さんにお話を聞きました。かわいいくま最中の秘密から最中の皮専門店ってどういうこと?まで、その謎に迫ります。
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— 御室和菓子 いと達 (@o_itotatsu) October 22, 2021
おはようございます。
本日もどうぞ宜しくお願い致します。
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昨日は、ただいま仁和寺さんで行われている竜王戦にて、藤井聡太三冠の10時のおやつに、
「いと達のもなか」と「あんと塩きなこ」を
召し上がって頂きました。
とても素敵なご縁を頂き、またひとつ素敵な思い出ができました。
pic.twitter.com/vnwObFk9fH
最中の皮専門メーカー「たねらく」ってどんなお店?
明治10年に創業、なんと今年で144年目
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