実は初心者でも楽しめるカーリング。軽井沢では「企業研修」としても活用
平昌オリンピックに続き、北京オリンピックでも劇的な展開で冬の祭典を盛り上げたカーリング日本代表。前回大会を上回る銀メダル獲得までの熱戦に固唾を飲んで見守った人も少なくなかったはず。
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そんなカーリングを体験できる取り組みが長野県軽井沢町で行われている。カーリングが盛んな地域としては日本代表「ロコ・ソラーレ」を輩出した北海道北見市のほか、同じく北海道の札幌市や青森県青森市などが挙げられるが、軽井沢町も日本代表選手をこれまでにも多数輩出するなど国内でも有数の“カーリング都市”。
「1998年の長野オリンピックでカーリング競技の会場となった軽井沢は、それ以降も町をあげてカーリングを盛り上げてきたんです」と語るのは、軽井沢カーリング活性化プロジェクト推進委員会の西山紀子氏。
「長野オリンピックの競技会場と同じエリアに2013年、開設された軽井沢アイスパークは国内最大級の通年型カーリング場です。毎年12月には世界中からトップ選手たちを集めた『軽井沢国際カーリング選手権大会』も開催しています。北京オリンピックのメダリストたちも大会で使用してきたこちらの施設では、初心者でも気軽にカーリングを体験できるプログラムを続けてきました」
経験がないと、特殊な道具や細かなルールなどについ臆してしまいそうだが、そんな心配は無用とのこと。
「カーリングはとても奥の深い競技ですが、同時に実は初めて人でも十分に楽しめるアクティビティでもあります。『ハウス』と呼ばれる円に向けてストーンを投げるというカーリングの基本動作は最低限のレクチャーを受けていただければ、どなたでもできるはずです。体力の有無も問いませんし、運動の習慣がない人でも問題ありません」
これまで同施設でカーリングに触れた人たちの年代も実に幅広い。
「年齢を問わずに楽しめるのもカーリングの魅力で、下は5歳から上は80歳代までさまざまな世代の方がこれまでにカーリング体験に参加をしています。ご高齢の方でも無理なく体験に 参加することができますし、小さなお子さんは大人以上に飲みこみが早い。修学旅行のカリキュラムとして取り入れている学校も増えています」
町をあげてカーリングを盛り上げてきた軽井沢
年齢を問わずに楽しめるカーリング
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