「仕事よりも恋愛!」大手企業に採用されたのに突然辞めた新入社員。その退職理由は身勝手なのか?――大反響・驚きの新入社員トップ10
新入社員が今年もやってきました。そこで日刊SPA!では反響の大きかった記事の中から厳選した、とんでも新入社員ベスト10を発表。世代間の考えの違いから起こった、驚きのエピソード第10位はこちら!(初公開2022年3月12日 集計期間は2018年4月~2022年12月まで。記事は取材時の状況)
* * *
多くの企業は何度も面接し、数多くの候補者から優秀だと判断し選びぬかれた新入社員。だが、そこに上司や先輩を困らせる“自分勝手な新入社員”が紛れ込んでくることもあるのだ。“個”が尊重される時代においても、組織としては悩ましい問題である。
都内の大手メーカーに勤めている富田紗枝さん(仮名・30代)が、“彼氏の転職”を理由に辞めた新入社員のS(女性)についてこう話す。
「彼女はもともと大学院への進学を希望していたみたいですが、それが叶わなかったみたいで。就職活動で唯一採用されたうちの会社に『仕方なく入社した』とのことでした」
とはいえ、富田さんの勤める会社は採用倍率が高いため、Sのような新入社員は珍しいケースだったそうだ。各新入社員に1名ずつ、同じ部署の先輩社員が教育係として業務などのサポートをする制度があり、富田さんはSの担当になった。
「Sは、外見的には派手ではなく爽やかな印象で、一生懸命に業務に取り組んでいました。業務だけではなく、初めての上京や社会人生活に馴染めるようにすることも私の役割のひとつでした。そのため、プライベートの話をすることもあったのですが……」
よくよく聞いてみると、Sの見た目からは想像もできないほどの積極的な恋愛ぶりに驚いたという。
「通っていた大学の先生が大好き過ぎて、遠距離だけど猛アタックしているとかで。でも、その先生には婚約者がいるというのです。『絶対に結婚してほしくない!』と。そして、その熱意が伝わったのか、略奪愛に成功したのだとか」
男女を問わず、若手のなかには社会人生活に対して「仕事よりも恋愛重視!」と考える人も少なからずいる。今回は、せっかく大手企業に就職したにもかかわらず、彼氏の転職に合わせて突然退職した新入社員のエピソードを紹介しよう。
「仕事よりも恋愛重視!」1年未満で辞めた新入社員
「大学の先生が大好き過ぎて」略奪愛に成功
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
記事一覧へ
記事一覧へ
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ