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男性3人のルームシェアでトラブル続出「家賃を払ってもらうのは完全に諦めました」

 長く続いたコロナ禍からようやく日常を取り戻しつつあるなか、テレワークなどの多様な働き方、多様な暮らしの価値観などを背景に「シェアハウス」需要が回復してきているという。止まらない物価上昇でますます苦しくなる家計も、シェアハウス人気を後押ししている。また、近年は高齢者向けのシェアハウス物件が増加していたり、最近では外国人からの問い合わせも増えているという。シェアハウスでの新しい出会いに期待を膨らませるも、価値観やライフスタイルの違いからトラブルに発展してしまうケースは少なくない。  ユーチューバー「ニートと居候とたかさき」はルームシェアをしている男性3人組。メンバーはデジタルクリエイター・プランナーで家主のたかさきさん、ニートでゲーマーの野尻さん、そしてお笑い芸人でたかさきさんとはコンビを組んでいたこともある南さん。TikTokの総いいね数が 200万を超え、YouTubeのフォロワー数は 15万超。何気ない日常のなかから3人の化学反応でエンタメが生まれ、若者を中心に大ブレイク中だ。キャラの濃い3人が集まれば、きっとトラブルも続出しているはず。前編「男3人組ルームシェアの日常を切り取ったYouTube「ニートと居候とたかさき」2年で登録者15万人の魅力とは」に続き後編では、家主であるたかさきさんに、これまでルームシェアで起きたトラブルや同居人への本音を語ってもらった。

デジタルクリエイター・プランナーのたかさきさん(中央)と、コンビを解散した相方を頼って居候する南さん(左)、ニートなのに彼女のいる野尻さん(右)の3人組ユーチューバー

家賃を払わない居候への本音

 ルームシェアで起きる代表的なトラブルが、家賃滞納などお金に関すること。居候中の南さんは一切家賃を払っていないという。光熱費などを含めた生活費には毎月15万円ほどかかっており、現在はたかさきさんと野尻さんで折半している。南さんが少しも払わないことに不満はないのだろうか。 「家賃のことは完全に諦めちゃいました。本当にお金を持ってないって知っているので期待してないんです。でも、僕の服を勝手に着るとか掃除しないとか不満はたくさんあります」(たかさきさん、以下同)

これだけは本当にやめてほしいこと

 一緒に生活するなかでその人の人間性が浮き彫りになり、トラブルに発展してしまうこともある。「南がよく僕の仕事机に座ってカフェラテを飲むんですけど、パソコンにこぼしちゃうこともあって。それは本当にやめてほしいです」と不満を口にするたかさきさんだが、自由すぎる南さんと心地よく暮らす上で工夫していることもあるそうで。 「南はいつも家の鍵を開けっぱなしで出かけるんです。『鍵を締めるように』と何回も注意するのはお互いストレスなので、ドアを閉めると自動で鍵がかかるオートロック錠に変えました」

これまでは家を開けっぱなしで出かけたら1000円の罰金ルールがあった

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ルームシェア解消の危機
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