「コンビニの自転車置き場は“無料の駐車場”じゃない」迷惑な客の行動に店員たちから怒りの声
コンビニで長く働いてきた筆者。辞めていた時期もあるが、現在はライター業の傍ら、知り合いの店長に「人手不足」を理由に頼まれ、空いた時間だけ手伝う生活をしている。地域や店舗によってもルールは異なるはずだが、今回はコンビニの駐車場における迷惑な放置自転車やバイクの問題について書いていこうと思う。
コンビニの駐車場には自転車置き場がある。そこはスタッフやお客さんが自転車やバイクを停めるためにあるもので、当然、無料の駐車場じゃない。勝手に放置されると困ってしまう。
公園の近くの店舗で働いていた頃、自転車置き場が中途半端に大きかったので、よく停められていた。当時のオーナーは無頓着だったので気にも留めていなかったが、深夜に警察がやってきて、盗難自転車の確認をしていた。
「そのへんの自転車を誰かが軽い気持ちで乗っていき、コンビニに置いていくパターンが多いんですよ。盗難届が出ていないかチェックします」
警察が実際に調べてみると、盗難自転車ということが多かった。
筆者が現在働いている店舗の自転車置き場は狭いので、そこに放置自転車があると非常に迷惑だ。じつは警察や区から、放置自転車は関係ない場所に移動させといてくれと言われているので道路の横に運んでおくと、区の自転車撤去が来たらそのまま運ばれることになる。
もちろん放置した相手が悪いので、苦情は一切こない。
単車の場合は運べないので、とりあえず張り紙を貼っておく。1時間が経ったら警察を呼ぶ。そして、警察は盗難車なのか調べ、そのあとは持ち主に連絡をする。
盗難車ではなく、ただ持ち主が長時間にわたって停めていただけの場合、持ち主は店側に一言の断りもなく、いつの間にか単車に乗って逃げてしまうことも多い。
筆者はレジで接客中、持ち主が張り紙を取り、慌てて逃げるように去った姿を目撃したことがある。自分で悪いことをしたのをわかっているようだ。
迷惑な放置自転車
慌てて逃げていく単車の持ち主
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