急増する“迷惑系釣り人”に困惑する人たち「注意すればケンカになる」
密にならないレジャーとして、コロナ禍より再ブームとなった「釣り」。その人気はコロナが5類に移行された現在でも変わっていない。しかし、人気が出ればそれだけリスクが増えるのもレジャーだ。釣り場のゴミ問題は相変わらずで、釣り禁止の場所は年々増えるばかりだ。
「橋の下で釣りをしていたら、上からゴミが次々と降って来たんです。見ると、車の窓を開けてゴミを堂々と投げ捨てていました。おそらく同じ釣り人ですね。拾って回収しようにも流れて行ってしまうとそれもできません」と話すのは、釣り師のTさん。
地元でルアーフィッシングを楽しんでいる最中に何度も常識外れの釣り人に出会ったという。
「釣り人のマナーは年々悪くなっています。家庭ゴミをわざわざ釣り場に捨てたり、針がついた仕掛けを歩道に捨てて帰る人もいます。釣り針はカエシが付いていて、人の皮膚に刺さると抜けないようになってます。そうなると最悪の場合、病院に行かなくてはなりません」
そうTさんは憤る。しかし、釣り人の迷惑行為はそれだけに留まらない。
「最近では、デートフィッシングやファミリーフィッシングで女性が釣りをする姿をよく見ますが、なかには1人で釣りをする方もいます。そんな女性に近付いて、あれやこれやと教えようとする男性を見かけます」
確かに女性1人の釣り人は珍しいと思うが、何かトラブルはなかったのだろうか?
「女性は何とか会話を合わせている感じで、いつまでもそばを離れようとせず、最終的には女性の側が別のスポットに逃げてしまいます。ご年配の方が多い印象で、女性の釣り人も周りの方に挨拶などしていたので、つい勘違いしてしまうのかもしれませんね」
その他にも、釣り人同士のトラブルや路上駐車なども問題となっている。全てマナーやモラルの問題だが、時にはそんな常識さえも超えるとんでもない釣り人が存在することはご存知だろうか? ここではそんな常識破りのとんでもない釣り人の迷惑行為について、地元千葉の河川でルアーフィッシングをしている釣り師の男性に話を聞いた。
本当にあった釣り人の迷惑行為
女性の釣り人に近づいて…
大手寝具メーカーに勤務。寝具や睡眠のプロでありながら、自然環境や魚、釣りのライターでもある。趣味で地方競馬やナンバーズ、ロト6なども愛する
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