女子大生がバイト先で見た“衝撃の光景”…「飲食業界への興味が失せた」
コンビニやスーパーといった身近な小売店と並んで、学生アルバイトの定番として挙がるのが飲食店でしょう。もちろん働く理由はそれぞれですが、「将来的に飲食業界で働く」ことを見据えているケースも少なくないようです。
実家がカフェを経営しているという田中荀子さん(仮名・24歳)もまさにそんな一人。大学生時代にショッピングモールの「某有名ファストフード店」でバイトをしていた経験が。ただ、現在では全く違うIT業界に務めているとのことです。一体なぜなのでしょうか。
「ゆくゆくは実家のカフェを継ぐつもりでしたが、まずは外で経験を積みたくて大学卒業後は飲食業界を目指していました。バイトも飲食店を選ぼうと思い、家の近くにあったファストフード店でやってみることにしたんです」
運よく人間関係に恵まれた店舗だったこともあり、和気あいあいした雰囲気のなか仕事を覚えていったという荀子さん。仕事自体は楽しかったといいますが、慣れてきたタイミングで、とある騒動に巻き込まれてしまいます。
「お店の異変に気づき始めたのは、早朝シフトのとき。10時の開店にあわせて、7時ごろにお店へ入って仕込みの用意をします。平日の朝はお客様も少ないので、自分が1人で仕込みの準備をしていたのですが、少し掃除をしようと思って調理器具の裏を覗いた時に数匹のゴキブリがいて……。飲食店にはつきものである存在ですけど、それまでは親が駆除してくれていたのでほとんど目にした経験がなくて、つい叫んでしまったんです。そうしたら、周りの飲食店の店員さんが駆けつけ、ちょっとした騒ぎになってしまいました(笑)」
数時間後に出勤した店長にゴキブリのことを話すと、意外にもあっけない答えが帰ってきたとか。
「『あ~出ちゃったかあ』といって、市販の対策グッズを倉庫から持ってきて設置しました。話を聞くと、害虫対策は業者に頼んで定期的にやっているものの、2ヶ月に一回程度なんだそうです。不潔にしているつもりはないけど、やはり飲食店だからどうしてもゴキブリやネズミは出てしまうとのことでした。また、今後はお客様がいる時に害虫を見かけても、変に騒がないようにと注意もされてしましました」
調理器具の裏を覗いたら…
害虫対策は「2ヶ月に一回」だった
1979年生まれ。雑誌編集者→IT企業でニュースサイトの立ち上げ→民放テレビ局で番組制作と様々なエンタメ業界を渡り歩く。その後、フリーとなりエンタメ関連の記事執筆、映像編集など行っている
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