カーディガンを着てるのに“清潔感がない男性”の特徴。「買い替えるタイミング」を見極める方法
寒暖差のある秋は、サッと羽織れるアウターが活躍します。なかでも襟がないカーディガンは、リラックスした雰囲気を出しやすく、休日の普段遣いとして便利ですよね。
秋冬向けのカーディガンは、ウールブレンドが多いため、コットン地よりも清潔感を演出しやすいもの。ただ、カーディガン姿で清潔感がない男性をチラホラ見掛けるのです。とくに数年前に購入したものを着まわしている方は要注意です。
そこで今回は、「清潔感のあるカーディガンの着こなし」について、『男の服選びがわかる本』(池田書店)の著者がポイントを解説します。
シャツアウターのような織り物ではなく、編み物であるカーディガンは、糸の太さによってガラッと印象が変わります。ざっくりした質感のローゲージも魅力的なのですが、清潔感の演出という点においては、細い糸で編まれたハイゲージがおすすめ。
細い糸の編み物は、必然的に密度が高くなるため、光の反射が繊細に映ります。特に紺や黒などのハイゲージカーディガンは、ダークカラーという性質も相まって、光の反射が際立つもの。この質感に宿る光沢こそ、カジュアルなのにエレガントで清潔感があるように印象付けてくれるのです。
また、数年前に購入したカーディガンであっても、この手のタイプならば、生地のヨレを心配することもありません。というのも「呼吸する素材」と呼ばれるウール地は、復元性がある素材です。クローゼットから数日カーディガンを出しておくことで潰れた繊維も復活するはず。
とはいえ、度重なるクリーニングや洗濯によって「天然素材特有の油分が飛んでしまっているようでしたら、買い替えが必要です。その目安として、生地の状態が挙げられます。ハイゲージのウール地にもかかわらず、生地がガサガサで乾いた状態ならば、清潔感という意味では賞味期限を迎えていると捉えてください。
清潔感を出しやすい「ハイゲージのカーディガン」
買い替えるタイミングを見極めるには…
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“あなたのお抱えスタイリスト”として、その違和感を言葉で可視化する。著書『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)など5冊。MENSA会員。公式サイト「エレカジ」では、80件を超えるコーディネート事例を公開。
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