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Kis-My-Ft2、6人体制になって踏み出す「新たなる一歩」

デビュー発表の場所で原点に立ち返るコンサート

 アイドルグループ・Kis-My-Ft2が15日、全国ツアー「Kis-My-Ft2-For dear life-」の最終日公演を東京・代々木第一体育館で開催し、約5か月に及ぶツアーを完走した。昨年8月には、北山宏光がグループから卒業。この代々木第一体育館は、13年前にKis-My-Ft2がデビューをサプライズ発表された場所ということで、6人体制の新生Kis-My-Ft2にとって原点に立ち返るコンサートとなった。 Kis-My-Ft2 ツアータイトルへの思いを聞かれた宮田俊哉は、「『全力』や『命を懸ける』という意味合いが込められている。ひと公演ひと公演に対して、全力で(ステージに)立とうと6人で決めて、このタイトルを背負ってやってます」と話した。  オープニング曲の「Rebirth Stage」から激しいパフォーマンスでギアを上げていくと、「HANDS UP」「Edge of Days」「Smokin’Hot」とアグレッシブなダンスナンバーを立て続けに披露。まさにタイトル通り“全力を尽くす”をライブ序盤から体現して会場を盛り上げた。 Kis-My-Ft2

「(コンサートを)作っているときはキスマイじゃなくなってるんです」

 今回のツアーでは新たな挑戦も盛り込まれた。コンサートの演出を担当した二階堂高嗣は、「(コンサートを)作っているときはキスマイじゃなくなってるんです。いちファンとして、『キスマイのこういう画がみたい』という視点で考えている」とコメント。大人の色気が漂うナンバー「CHUDOKU」で椅子に座ったままフライングされたメンバーがサビに合わせて、空中で逆さまになったり、回転したりと観客を驚かせた。  ただ、横尾渉に「リハで『誰が最初にやる?』っていう話になったら全然いこうとしない。自分で提案したのに一番怖がってた」と、暴露されるとメンバーから笑いが起きた。 Kis-My-Ft2 また中盤に披露した楽曲「Lemon Pie」ではレモンの香り、「想花」で金木犀の香りが会場を包むなど、ニオイの演出にもこだわった。「この演出は何年も前からスタッフさんと話して、今回ようやくできる会社を見つけられた」と二階堂が話すと、藤ケ谷太輔が「(やりたい演出のために)会社ごと探すんですね。さすが、世界の高嗣(笑)」と絶賛していた。
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三大ドームツアーの開催も決定
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