ひろゆきが考える「すぐに他人のせいにする人間を育てる親の特徴」――大反響・お役立ちニュース傑作選
大事件ばかりがニュースではない。生活で役立つニュースを厳選、今回は反響の大きかった記事より、いま再び話題になっている記事に注目し紹介する!(集計期間は2018年1月~2023年12月まで。初公開2021年6月24日 記事は取材時の状況)
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「転職できるゲームに外れ無しの法則」があると思っています。
RPGの『ドラゴンクエスト3』や『FF3』などにはパーティ(チーム)の編成が自由に変えられる機能があり、敵が強くて負けても「この職業でパーティを構成した自分が悪い」「構成をやり直して再挑戦しよう」と自分の選択肢を反省。やり方を変えて乗り越えようと試行錯誤します。
逆に選択肢がないまま進めるゲームだと敵が強かった場合、「ゲームバランスの設定が悪いクソゲーだな?」とゲームのせいにして、途中でやめてしまうこともあります。
これが、親子間でも似たようなことが発生することがあります。
例えば、「有名大学に入って公務員になりなさい」という親の言葉に従って、子どもが公務員になったとします。
その後、仕事でトラブルに巻き込まれると「親の言う通りにしたのに、ロクなことがない」と、親の責任にする考えが生まれることがあります。別に公務員以外でも仕事上のトラブルはつきものなのに、です。
自分で決めて進んだ道であれば、トラブルを他人のせいにするのではなく、自分の責任として対処しなければいけません。自分で決めたことは他人のせいにできませんからね。
親の「あなたのため」は、他人のせいにする子どもを育ててしまう
親の言葉に従って仕事を決めてしまうことの弊害
西村博之(にしむらひろゆき)1976年、神奈川県生まれ。東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年に開設した「2ちゃんねる」、2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「4chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊SPA!で10年以上連載を担当。新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』
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