「スカイツリーパフェ」は高さ63.4cm!タワーグルメに驚愕
ツリーは7月まで展望デッキが予約いっぱいだし、ソラマチの飲食施設も当分大混乱のはず。それなら昔ながらの周辺商店街で、ならではのグルメを堪能したい! 玉石混交のタワー便乗メニューを、私こと浅草在住の食べ歩きライターが食べ歩いてみた。結論は地元民が集う店が、コスパ、味ともに満足できるってこと。人情溢れる接客も魅力
【前編】はこちら⇒https://nikkan-spa.jp/208342
高さ30cmの「とんかツリー」!に驚愕
『※』はガイドマップ(https://nikkan-spa.jp/208341)の位置
【さくらcafé向島「スカイツリーパフェ」(1800円)】
味★★★★★
見た目★★★★★
CP★★☆☆☆
※CP=コストパフォーマンス
墨田区業平1-17-5
電:03-6658-8435
営:10:00~20:00/休:水曜/※MAP21
◆甘党向けの巨大パフェ
スカイツリーを望む東武橋のたもとにあるカフェで食べられる、63.4cmのパフェ。抹茶テイストの「IKI」とベリーテイストの「MIYABI」があり、「さっぱり系がお好きなら」と店員さんに勧められた「MIYABI」をチョイス。あまりの大きさにひるんだが、爽やかなベリーソースがかかった濃厚かつなめらかなソフトクリーム、爽やかなヨーグルト、ババロア的なムース、パンナコッタにフルーツと、さまざまに味が変化し気づけば完食していた。一日各10食限定。
【ビストロ サブール「タワーチキン」(1500円)】
味★★★★★
見た目★★★☆☆
CP★★★☆☆
墨田区業平1-13-6/電:03-3626-6033
営:11:30~14:00、17:30~21:00/休:日曜/※MAP22
◆パリのエスプリが薫る(?)素敵タワー
旬の野菜や銘柄肉を使用した、南フランス風料理店で食べられる洋風タワー。夜に訪れたところ、「昼にあまりにも出てしまったので、野菜からゆでるのでお時間いただきます」とシェフ。30分ほどで出てきたタワーは、コーンやグリーンピース、人参が入ったほどよい塩味の雑穀ピラフに人参とレンコン、チキンロールを重ねたかわいらしいいでたち。醤油ベースと柑橘ベースの2種類のソースもおいしく、あっという間に完食してしまった。おかわりください!
【そば遊膳 いちりきや「タワーそば」(1890円)】
味★★☆☆☆
見た目★★★☆☆
CP★★☆☆☆
墨田区押上1-20-8
電:03-3622-9804
営:11:00~14:00、15:00~20:00/休:木曜/※MAP23
◆皿うどんのような蕎麦が斬新な新名物
カリカリに揚げた固焼きソバのようなあんかけ蕎麦に、蕎麦生地で作製されたツリーが鎮座するオリジナルメニュー。海老にカラーピーマン、白菜、青梗菜、イカゲソ、アサリなどがのり、ボリュームは満点だ。ただし味が少々単調で、隣のテーブルの客が食べていた普通のざる蕎麦に熱い視線を送ってしまった。かき揚げ丼に穴子の天ぷらがそびえ立つ「パワータワー丼」(1700円)も試したが、穴子の天ぷらならではの、ふんわり感が味わえなかったのが残念。
【モンブラン 吾妻橋店「スカイツリーハンバーグ」(1449円)】
味★★★★☆
見た目★★★☆☆
CP★★★★☆
墨田区吾妻橋2-2-5
電:03-5608-2155
営:11:00~14:30、17:00~22:00/休:月曜/※MAP24
◆下町名物の洋食が楽しめる人気メニュー
国産牛100%の鉄板焼きハンバーグ専門店による、ハンバーグと海老フライのツリー。とはいえタワーを構成しているのは海老フライとオニオンリング、ライスとサクランボだ。麓にハンバーグが佇んでいるが、肉汁溢れるふんわり感といい、ほろ苦く濃厚なデミグラスソースといい、洋食好きにはたまらない味わい。ソースはデミグラスソースのほか、チーズやトマトソース、和風醤油など6種類から選べるのも嬉しい。ほかに「スカイツリーピラフ」(1764円)も存在。
【ライターH氏】
某覆面グルメ誌で活躍中のフリーライター。毎月30軒以上の店を食べ歩いている
取材・文/朝井麻由美 田山奈津子 朴順梨 取材・文・撮影/スカイツリーグルメ覆面調査隊 撮影/小竹直人 市瀬真以(STUDIO DUNK) 地図・イラスト/友利琢也
―TVじゃやらない[東京スカイツリー]非公式ガイド【6】 ―
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