日本酒1升を飲む酒豪が出産を機に完璧な嫁に
結婚は、人生一度きりにしておきたいもの。大恋愛ののち一大決心をしてゴールインしたにもかかわらず、結婚後に「しくじった」と感じる人はとても多い。なぜ嫁になった途端にハズレてしまうのか? 30代サラリーマンでハズレ嫁をもらってしまった嘆きを聞け!
◆アタリ編
一方、見事アタリ嫁をもらったハッピーな人たちを紹介! 実は初めから期待していたアタリではなく、旦那が想定していなかった意外なところでアタリを発揮している嫁ばかりだったのだ!
【変化】日本酒1升を飲む酒豪が出産を機に完璧な嫁に
武藤篤弘さん(仮名)・30歳・IT
「出産前は、アル中寸前で一日に日本酒1升は飲んでいましたね。飲みに行って、帰ってくるのは朝の5時なんてザラで、ほんと困っていました」
とは、結婚4年目の武藤さん。
「付き合っていた当初から酒癖が悪いのは知っていました。酔っ払いだしたら、帰りたがらないんですよね。ところかまわずつぶれて寝るし。一番ビックリしたのは、俺の実家の前でゲロを吐いて、翌朝ウチの母親に処理させたこと。お酒に関しては諦めて結婚したようなものですね」
結婚してからも嫁の酒量は変わらなかったのだが、出産をきっかけに一変したという。
「もともと、子供が大好きだったんですが、酒をやめられるのかなぁって不安はありましたね。俺がすべてやることになるのかなって。でも、昨年待望の妊娠がわかって、以来ピタッとやめたんですよね。飲んでもせいぜいグラス1杯くらい。出産してからは、嘘みたいに全く飲まなくなりましたよ」
それだけではなく、思わぬ副産物もあったとか。
「以前は1か月に10万は酒に使ってましたからね。酒以外の趣味はテレビや音楽で、お金がかからないんです。家事も一生懸命やってくれているし、ちゃんと貯金もしてくれているんで、支えられているなぁと日々感じています。こうしてストレスなく生活できているのは、嫁さんのおかげですね」
マイナスからプラスへの転換はアタリ度が高いらしい。
イラスト/坂本千明
― 嫁にしたら[必ず損する女]の共通点【15】 ―
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