更新日:2011年07月24日 15:35
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[ママ友地獄]に巻き込まれる父親たち

― ドラマより怖い![ママ友地獄]の阿鼻叫喚【4】 ― 【ママ友地獄 被害報告1】 パパだってツライよ! パパだって辛い 地獄を味わっているのは、なにも女親たちだけではない。現在、3歳の娘を持つ佐竹徹さん(仮名・29歳)も、身をもってその地獄を体験している一人だ。 「ウチは共働きで、幼稚園のイベントは妻の代わりに僕が参加してたんです。『男手があると助かるわ』なんて近所のママ連中に言われ、調子に乗って頼まれごとを二つ返事でOKしてたんです」  ところが、要求はエスカレート。 「ママ連中に『○○を買ってきてほしいの』だとか、『まだやってなかったの?』とか、やって当然とばかりに、あごで使われるようになったんですよ。で、一度『忙しいので』と断ったら、『あの家の旦那は仕事もしないのにエラそう』とか陰口を叩かれて。子供がいじめられるのを心配した妻からも『近所のママ友の言うことは絶対に聞け!』と挟み撃ちですよ……」  現在は「子供が大きくなるまでの我慢」と思い、粛々と働いているらしい。  一方、フリーカメラマンの円山武司さん(仮名・40歳)も、現在小学生の娘のPTAによく参加している。もともと体育会系な人柄で見た目もイケメンということもあり、PTAでは頼りにされる存在に。 「でも、女同士の嫉妬がすごくて。俺がどこかの奥さんと口をきけば『あの奥さんと喫茶店にいたらしい』と噂されたり、『○○ちゃんママと一緒に買い物に行ったのは本当?』と問い詰められたりする。争奪戦に巻き込まれるのは、かなわないですよ」  最後に、ママ友への対策法を聞くと「繊細な奥さんがいる場合は、自分が前に出たほうがいいです」とのこと。それは妻を守るため? 「いや、自分の妻に家庭内でイライラされるのが一番面倒だから」 イラスト/清野とおる
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