ハーフの嘆き「こっちが日本語なら日本語で返して!」
―[[一般人ハーフ]のトホホな日常]―
マリエ、トリンドル玲奈など、テレビではハーフタレントが人気。メジャーではダルビッシュ有も大活躍だ。でも、ハーフだからといって、全員が美形&バイリンガルってわけじゃない。日本でフツーに暮らす一般人ハーフたちのトホホな体験談を聞いてくれ!
【言葉でトホホ編】
◆なぜかカタコトの日本語で話しかけられる!
ガイジン顔を見るや否や、「日本語が話せない」と勝手に思い、妙な対応をする日本人も多い。
「日本で、初対面の人に『○○でーす!』と日本語であいさつしているのに、私と一緒に来た日本人に『このコ、どこのコ?』と聞かれること多数。日本語で話しかけてるんだから、私に聞いてー」(ドイツとのハーフ女性)
耳で聞いた「日本語のあいさつ」より、目の前の「ガイジン顔」のほうが脳内で勝っちゃったのね。
「夜に車を運転中、ナンバープレートを照らすランプが切れていたらしく、パトカーに『止まりなさい』と言われたのですが、警官は自分の顔を見るや『日本語わかりますか?』。日本語がわかるから停車したんですけどね」(オランダとのハーフ男性)とはごもっとも。
「駅員に日本語で発車ホームを尋ねたら変な英語で返され、何言ってるかわからなくて電車に乗り遅れたことがあります」(スイスとのハーフ女性)となると大迷惑だ。
英語で話しかけるならまだしも、インチキ外国人化する人もいる。
「『ニホンゴ、ワカリマスカ?』『コレ、ヨメマスカ?』と、カタコトで話しかけられることが。『はいはい、わかりますよ!』と大声で答えてます」(カナダとのハーフ女性)、「日本語で話しているのに、やたらカタカナ語や外来語を使ってくる」(アメリカとのハーフ女性)って、お前はルー大柴か!
「図書館で本を読んでいたら、中年男性がそーっと近寄ってきて、『日本語読めるんですか?』と聞かれました。日本語を読めない人が、本を開いて見つめて何をするというのでしょう?」(フランスとのハーフ女性)
実は、ナンパだったのかも!?
― [一般人ハーフ]のトホホな日常【3】 ―
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