更新日:2012年10月04日 17:05
ライフ

ハーフが苦笑…お国柄イメージがバカすぎる

マリエ、トリンドル玲奈など、テレビではハーフタレントが人気。メジャーではダルビッシュ有も大活躍だ。でも、ハーフだからといって、全員が美形&バイリンガルってわけじゃない。日本でフツーに暮らす一般人ハーフたちのトホホな体験談を聞いてくれ! 【文化でトホホ編】 ハーフ,国籍,文化「日本と○○のハーフです」と言うと、その国の文化や国民性に関するステレオタイプなイメージを押しつけられるのもハーフの悩み。 「『ドイツと言えばビール! サッカー! お城! ロマンティック街道! 』と言われますね。あと、『シャウエッセン』(笑)。それは日本で売ってるソーセージでしょ。ドイツとはまったく関係ないよ……」(ドイツとのハーフ女性)  まあ、日本人がフジヤマ、ゲイシャ、テンプラとか言われるようなもんか。ただ、当たってる場合もあって、「『父親がロシア人』と答えると『お父さんは大酒飲み?』と聞かれる。でも、本当に大酒飲みなので『ウイスキーならオンザロックで7杯くらい』と正直に答える」と苦笑するのはロシアとのハーフ女性。とはいえ、「『バナナで釘が打てるのか』『プーチンは好きか』とかも聞かれるけど、そんなん知らんがな!」とのことだ。  相手に興味を持つのはいいけれど、「初対面で親しくもないのに、根掘り葉掘り“取り調べ”みたいに聞くのはやめてほしい」(カナダとのハーフ女性)と、うんざりしているハーフは多い。 「日本人であると説明しても同列に扱ってもらえず、失礼な質問攻めにあったり、執拗な外国人キャラづけによるからかいを受ける」(ハンガリーとのハーフ男性)なんて声も。ガイジン顔だからってハーフタレントと同じようにイジられたら、そりゃウザいよな。  その点、日本人にとって馴染みの薄い国の場合は、「お国はどちらと聞かれたら、『半分ポーランドです』と答える。オランダやポルトガルなどと違って、日本人にポーランドのイメージがない。だから、それ以上あまりツッコまれない。ある意味ラク」(ポーランドとのハーフ男性)だとか。たまに聞かれるのは「酒をたくさん飲むんだろ?」で、「これは本当(笑)。ドイツとロシアに挟まれた国だからねー。ポーランドではウオッカをショットグラスのストレートで飲む。最高でボトル2本空けたことがあります。日本人の友達はつぶれちゃいます(笑)」って、それは個人差あるのでは……? ― [一般人ハーフ]のトホホな日常【5】 ―
おすすめ記事