「ホメ上手な男はモテる」の真相
ホメられれば誰だって気持ちがいい。簡単なことだとわかっているのに、ホメられないのが日本人男性の特徴だろう。特に女性をホメるとなれば、お手上げだ。
今回、20~49歳の女性100人を対象に実施したアンケートでは、「男性にホメられて心が動いたことがある」との問いに、「YES」と答えたのは全体の64%。つまり、3人に2人の女性は、ホメ言葉にグッとした経験があるのだ。
しかし、個々の声を聞いてみると男性の“ホメ力”に関する評価は厳しい。「印象に残るような男性はいない」(34歳・飲食)、「ホメ上手な男なんて見たことがない」(29歳・食品)など、ホメられ経験すらない女性も少なくない。なかには、「男性は自分が一番。どうせ自分の話しかしない」(33歳・美容)いう辛口な意見まで……。
しかし見方を変えてみれば、ホメ方すらマスターしていれば、女心を摑みやすいと言うのも事実。そこで、実際に「心を動かされた」という声をピックアップしてみた。
圧倒的に多かったのが「外見」をホメるパターン。「自然な感じで洋服や髪型などをホメてくれると、キュンとします」(32歳・金融)、「髪を切ったらすぐに気付いてホメてくれるのは、やっぱりポイントが高い」(26歳・出版)など。
ちょっと高度だが、女性側の心配りや努力に気付き、ホメられる人は評価が高い様子。「お茶を出したら『おいしいね』とさりげない一言をくれた」(29歳・商社)、「以前、服を手作りしたとき、気づいてくれて、『ステキだね』とホメられてとても嬉しかった」(31歳・印刷)などの喜びの声が上がっていた。さらに、究極が「なんでもホメる」という荒業。適当に見えるが、意外と女性には好評で「とりあえず、なんでもホメちぎってくれる人には好感を抱く」(32歳・製造)、「多少ポイントがズレていても、誠意が伝わればOK」(26歳・食品)という意見も。
とにかく、女性はホメられることに飢えている。口下手だから……と言い訳をする前に、まずは一度ホメてみてはいかがだろう。ほかにも週刊SPA!10/2発売号では「ホメる文法の教科書」と題した特集を組んでいる。女性をホメるのが苦手な男性はぜひ参考にしてほしい。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
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