facebook “出会いツール”としてはこの1、2年が期限
― facebook(驚)恋愛活用ガイド(1) ―
◆顔出し・実名登録は今のうち!? 出会いのチャンスを逃すな!!
利用者は今や全世界に約7億人、映画『ソーシャル・ネットワーク』も公開され、ますます注目度が高まっているSNS『facebook』(以下、FB)。
日本国内でも、ここ数か月でユーザー数が激増。各誌ではビジネスツールとしての活用の可能性も多く語られているが、小誌は今回、あえて“出会いツール”としての活用法に特化して研究したい。事実、FB関連書籍を数多く執筆している田口和裕氏も、「ナンパツールの側面は確かにあります」と話す。
「そもそもFBは、現CEOのマーク・ザッカーバーグがハーバード大学在籍中に、オクテな男子学生が学内の女のコをオンライン上でパーティに誘うツールとして作ったもの。そのため、アカウントは実名と本人の顔写真、実社会でのプロフィールの登録が義務づけられており、実際、カップリング率も高かったといいます」
そして利用者が全世界に拡大した今も、FBでは実名登録が基本となっているため、知り合いの名前を検索し、FB上で急接近するパターンが非常に多いという。
◆”友人ハードル”の低い今はガードもゆるい
「現状のFBユーザーの多くは正直に本名と顔写真を晒しているし、実生活でどの程度近しければフレンド申請を受ける、というポリシーが定まっていない人も多い」と話す田口氏。登録したばかりで右も左もわからない、という女のコもたくさんおり、今ならガードも低いので、あまり面識がなくても、共通の話題などで「友達になりましょう」とメッセージを送って友達になることも難しくないかも!?
「あとは、『コネクションサーチ』機能で出身大学の後輩と繋がるパターンも多いようです」とも。就活生に「相談に乗るよ」と、仕事を武器に会うことも可能かもしれない。
また、日本ではFBの利用者の年齢層は25~44歳が約60%を占める。今や中高生や大学生だらけのmixiに対し、FBは大人同士の出会いの場となり得るのだ。
夢は膨らむばかりだが、田口氏は「出会いツールとしてはこの1、2年が期限」と言い切る。
「FBで言われている『実名主義』というのは、単にアメリカ人がそこまで神経質じゃない、というだけの話。日本は世界で一番プライバシーにデリケートな国なので、mixiやGREE、Twitterのように、利用者が増えるにつれて仮名での登録が一般的になっていく可能性もあります。同時に嘘の経歴を書いた人やネカマも増えていくでしょう」
つまり、FBが日本中に浸透する前夜の今が、確実に〝出会える〟最後のチャンスというわけだ。そこで今回、FBを活用してすでに出会いに成功したという人々を取材。さらに小誌記者がFB上での出会いに挑戦した!
『Facebook集客術』
田口和裕 著 まずは世界に7億のファンを作ろう |
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