カリスマ美魔女「40代で乱れる女性は男たちに復讐してるんです」
カリスマ美魔女たちがブームを語る!
美容やセックスへの過剰な欲望を昇華させ、世の中に認められたカリスマたちは、このブームをどう考える?
40代で乱れる女性は男たちに復讐してるんです
美魔女作家 花房観音さん(39歳)
40歳を目前にして第1回団鬼六賞を受賞した花房観音さん。アラフォーで小説家デビューを果たした遅咲きのシンデレラだが、ここに至るまでには幾多の”男難”があった。
「大学時代から小説家志望だったんですが、初めて付き合った男に『君は文章を書く才能が全くない』と言われてトラウマとなり、以来10年もの間、怖くて一文字も書けなくなりました。その男はそうやって私を洗脳し続け、奴隷のように扱いました。セックスをしてほしければ60万円、クンニなら30万円といったようにお金をむしり取られ、7社から借り入れる借金地獄に陥りました。それまで男性とお付き合いした経験がなかった私は、なぜか『この人以外に自分を相手にしてくれる人はいない』という強迫観念にかられていたんです。ただ自分のペニスの石膏像を私に30万円で売りつけようとしたときは、さすがに『せめて2万円で』と値切りましたが」
それからはDV男や各種変態、妄言癖男など、目の前に現れる者はストロング級のダメ男ばかり。そんな猛毒の性愛の日々をブログに綴り、噂が噂を呼んで大人気ブログに。
「どんな綺麗な女性でも、20代30代で『10代のほうがよかった』とか言われて、男性から傷つけられているんです。美魔女と呼ばれる40代女性は、綺麗になって傷つけた男たちを見返しているんです」
女が自らのサガに目覚めるとき、それが40代なのかもしれない。
’71年生まれ。小説家、現役バスガイド。官能小説『花祀り』にて
第1回団鬼六賞を受賞。アダルトビデオに造詣が深く、藩金蓮名義で
AV情報誌に執筆。巨匠・代々木忠のドキュメンタリー映画に参加
『花祀り』(無双舎刊)第1回団鬼六賞受賞作品。
京都を舞台に創作和菓子界のインモラルを
描いた官能小説。好評発売中
取材・文/吉村智樹 藤掛けいこ(スタープレス) 奈良岡崇子(本誌)撮影/大森律子 佐々木 亮
イラスト/柏屋コッコ
― [美魔女ブーム]でアラフォー女が狂い咲き【8】 ―
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