アダム徳永氏のホメ技は日本人には向かない!?
誰しも異性にホメられるのは嫌いじゃない。しかし、問題となるのはその方法。女性相手の場合、一歩間違えると逆効果になるなんてことも……。そんな悩みに応えてか、最近では「ホメ」をテーマにした本も多数出版されている。そこで今回は、「ホメ」に悩む男たちが、関連書籍で紹介されているノウハウをガチンコ実践! 果たして効果のほどはいかに!?
◆アダム流のホメ技で気になる後輩と女性上司を籠絡!?
【実践者】山田徹さん(仮名)
某大学の研究員で31歳。大学に勤めているため、普段から女性と接する機会が多いにもかかわらず、過度な照れ屋で、女性とうまく話ができない。それゆえ、女性をホメるという行為は苦手中の苦手。今回は克服なるか?
幼い頃からの最大の悩み。それは「女のコは好きだけど、どうしても会話が続かないこと」。そこで今回、性と恋愛の伝道師として知られるアダム徳永氏の『なぜかモテる男のほめる技術』を読んでみた。
本書内で、特にアダム氏が推奨するのが、【2段階ぼめ】。これは相手の外見的な部分をホメる「表面ぼめ」と内面や性格などをホメる「本質ぼめ」を同時に行うというもの。このやや難易度の高そうな技を、女性上司に実践!
まず「先輩ってきれいな声をしてますよね」と軽くジャブを打つと、「そうかしら?」とまんざらでもない返答が。そこで、「落ち着いた声の人は思慮深いんですよね」と恥ずかしがらずに一言! 相手からは「ありがとう」とお礼を言われるものの、「あ、そういえばこの仕事……」と速攻で別の話題に。その後、僕のホメ言葉について、触れられることはなかった。
口頭だからよくなかったのか、と思い直し、今度は同じ先輩にまたしても【2段ぼめ】をメール攻撃! 「先輩、今日はステキなシャツを着てますね! シャツをキレイに着こなせる人って清潔感がありますよね」と送ってみる。すると彼女からは「よく見てるね。暇なの? 会議の資料はまだ?」とやや冷たいメール。やっぱり外見をホメるのはセクハラ度が高かったのだろうか……。
だが、対面よりはメールのほうが考える時間ができるぶん、ホメやすいことがわかった。そこで今度は【メールの件名に丁寧に相手をほめてみる】というテクを用いて、大学時代の後輩にメールを送信!! 商社で働いている彼女に送ったのは、「本田翼のような最先端の容姿をもちながら、商社勤務という国際的職業に従事するギャップが魅力的な君へ」。アダム、頼む! しかし願いは叶わず、数日たっても彼女からの返信はまだない……。というか、素直にアダム流に倣ったが、さすがにやりすぎなことは女心に疎い僕でもわかる。
やってみてわかったのだが、僕のような草食男子は、外見ホメをしようとすると、照れが生まれるせいか不自然になってしまう。ここを少しでもスマートにこなせるようになれば、もうちょっと改善の余地はあるはず。そう信じたい。
― 女を自在に操る[ホメる文法]の教科書【2】 ―
課題図書 『なぜかモテる男のほめる技術』 性と愛のカリスマ・アダム徳永が送る、“絶対に失敗しない”ホメ方テクニック集として独自理論を惜しみなく披露している |
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