「まんが王国とっとり」で鳥取県×マンガの企画が目白押し
水木しげる、谷口ジロー、青山剛昌をはじめ、アダチケイジ(『グラゼニ』)、藤原芳秀(『闇のイージス』)、森秀樹(『新・子連れ狼』)など、多くの漫画家を輩出している鳥取県。その鳥取県が「まんが王国とっとり」として2012年4月から2013年3月まで、県を挙げてさまざまなイベントや企画を展開しているのをご存じだろうか。
なかでも11月はビッグなイベントが目白押し。7日~11日には「第13回 国際マンガサミット鳥取大会」が米子コンベンションセンターで開かれるほか、9日~14日には鳥取市内の「ギャラリーそら」にて谷口ジロー原画展が。10日には谷口ジロー原作の仏映画『遥かな町へ』が鳥取シネマにて本邦初公開となる(要予約)。
さらに、10日には米子市のとっとりまんがドリームワールド米子会場イベントステージにて西原理恵子vs青山剛昌の「人生画力対決」も開催と、とにかくいろいろありすぎて、紹介しきれないほどなのだ。
とはいえ、なかなか鳥取までは足を運べないという人も多いだろう。そんな人にも参加できる企画が「鳥取まんがストーリー募集」。鳥取県東部地域(鳥取市・岩美町・八頭町・若桜町)を舞台としたストーリーを、鳥取出身の漫画家がマンガ化し、短編集として出版するという。
審査委員長は谷口ジロー氏。フィクション、ノンフィクションを問わず、奇想天外な物語、ラブストーリーなど、ジャンルも問わない。文章の技量・完成度よりも設定やストーリー展開が面白いもの、マンガ化できるかどうかの要素を重視して審査するとのこと。
自分の書いたストーリーがマンガになるなんて機会はめったにない。「鳥取県東部地域を舞台としたストーリー」という条件が県外の人間にはなかなか難しいところはあるが、友達に鳥取出身者がいたりすれば話を聞いてみるのもいいかも。
最優秀賞には20万円の賞金も。あなたもチャレンジしてみては?
●ストーリー募集のお問い合わせは、鳥取市文化芸術推進課
TEL/0857-20-3226 E-mail/bunka@city.tottori.lg.jp
<取材・文/日刊SPA!取材班>
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