スマホで撮影したヤバい写真はクラウドで管理すべき
―[夏の思い出cool 管理術]―
iPhoneやAndroidのカメラが高性能になるにつれ、デジカメの代わりにつかっているという人も多いはず。そこで今回はスマホで撮影した写真の管理術を徹底解説!
◆本当にヤバい写真なら、それもクラウドで管理すべき
「スマホで撮影した写真はクラウドに上げて管理するのがいい」とは、IT・ビジネスライターの柳谷智宣氏だ。では、その利点とは?
「家族や友人と簡単に写真を共有できるし、写真の整理や管理もしやすいです。特に複数の端末を持っている場合は、ひとつのクラウドサービスにデータをまとめたほうが管理しやすいですからね」
さらに、データをクラウドに上げれば、バックアップをとることにもなるので、万が一端末のデータが消えてしまっても安心だ。
「私のオススメは機能が充実しているFlickr。多機能なぶん少し敷居は高いですが、有料にすれば無制限に写真をガンガン上げられます。シンプルなほうがいいならDropboxや、Evernoteは使いやすいのでアリだと思います」
普段使っているTwitterやFacebook、mixiなどのSNSを利用するのも手。だが、これらのサービスを使うときはどこまで公開するのか、きちんと考慮して設定する必要がある。
「全世界に公開しているアカウントに、プライベートの写真をアップロードするのはあまりに危険。他人に見られたくない写真は、非公開のアカウントを作って上げるなどしたほうがいいでしょうね」
また、人に見られたら困るようなヤバい写真が端末に入っている人は、フォルダやアプリにロックをかけて管理する方法もある。
「でも、本当にヤバい写真なら、それもクラウドで管理すべき。逮捕されたときのことを考えてもしょうがないですが、端末に残っていると悪印象しか与えないから。ただ、その際は公開レベルとパスワードの管理は徹底してください」
スマホで撮り溜めた写真はこうしたツールを駆使して管理してみてはいかがだろうか?
【柳谷智宣氏】
本誌でも活躍するIT・ビジネスライター。スマートフォンをはじめ各種ガジェットに精通しており、さまざまな媒体で執筆している ハッシュタグ