AVスカウトが悪用中。LINEの「ふるふる」機能に要注意
いまやスマホユーザーの必須アプリになったといっても過言ではないLINE。 先日、全世界での利用者数が1億5000万人を突破したことが発表された。
すでに知り合いの友人たちと連絡をとるだけでなく、今では「合コンで女性と連絡先を交換するのにもLINEが多い」(30代・会社員)という。女性側も「携帯番号を教えてって言われるよりも、LINEのほうが気軽に教えやすい。もし後から嫌になったら、LINE上でブロックすればいいから」(20代・OL)との声が多く、コミュニケーションツールとして使う側の心理的なセキュリティもやや緩い傾向が目立つ。
そのせいか、連絡先交換機能「ふるふる」機能が、よからぬ方法に活用されているケースがあるという。
「実は人の多い場所で『ふるふる』すると、近くにいるGPSがオンになっている人のデータがとれることがあるんですよ。僕の場合、渋谷の109の近くで一人で『ふるふる』してみたら、女のコのデータを3人もキャッチしました」(20代・学生)
なんと、まったく見知らぬ人のデータをスマホが勝手に読み込むのだという。この方法をさらに悪用しているのが、AVスカウトマンだ。
「僕は電車内で『ふるふる』して、スマホに入って来た女性と思しきデータに連絡。それで知り合ったコを、AV女優の事務所に紹介したことがありますよ。最近は路上でのスカウト行為への規制も厳しいので、裏テク的な方法として使っています。もちろん、女性からしたら見知らぬ人から急に身に覚えのない連絡がくることになるので、10人に友達申請をして連絡が返ってくるのは一人くらいですが。でも、時々妙にノリノリで返信してきてくれるコもいて、『今度ご飯行きませんか?』などと誘う。実際に会えればその後は……僕ら一応プロですから(笑)。あの手この手で口説きますよ」
LINEユーザー女子の皆さん、身に覚えのない友人申請にはご注意されたし。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
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