更新日:2013年10月14日 16:15
デジタル

「Xbox One 対 PlayStation4」前哨戦の勝者は?

 9月19日から22日にかけて幕張メッセで開催されていた、「東京ゲームショウ」(以下TGS)。目玉は次世代ゲーム機対決ということで、欧米ではクリスマス商戦で激突することになる「Xbox One」と「PlayStation4」(以下PS4)が、一足先に幕張で火花を散らしていた。  そんな気になる前哨戦の結果だが、ブースの熱気や行列などから見て、PS4の勝利といったところ。日本での発売日が発表されていなかったXbox陣営にとってはもともと不利な状況だったが、それを差し引いてもPS4への期待の高さが際立っていた。 【PS4】国内発売は来年の2月ローンチタイトルも充実
PS4

SCEブースには、メーカーの枠を超えて10本以上のPS4の試遊タイトルが並んだ

 TGSの会場では、日本で初めてPS4が遊べるとあって、SCEのブースには開場と同時に長蛇の列。すぐに受け付けが打ち切られたゲームもあったほどだった(ちなみに並びながら自前の『モンハン4』を遊ぶ人多数。みんなゲーム好きすぎでしょ!)。  10本以上あった試遊タイトルの中でも来場者の注目を集めていたのがカプコンのアクションRPG『deep down』。ダンジョンに差し込む光、激しい攻撃魔法の炎など、形のないものを繊細に表現する能力はさすがPS4。正直、PS3と比べてグラフィックが桁違いというわけではないが、あの美しいPS3のさらに上を行くというのは単純にすごい。  また、設計を一から見直したというコントローラーも好感触。見た目以上に改良されていて、持ってみるとしっくりと手になじむ。中央には新設のタッチパッド、その左上には動画がSNSに投稿できる「シェアボタン」も搭載され、コントローラーだけでも機能がギッシリと詰まっている。  PS4の国内発売は2月22日。海外よりも約3か月遅れになるものの、セガの人気シリーズのスピンオフ『龍が如く 維新!』をはじめ、ローンチタイトルや2月以降発売予定のタイトルが充実。春の新学期&新年度商戦をPS4が沸かすことは間違いないだろう。 ◆PS4注目のタイトル! 【プレイルーム】 PS4にプリインストールされるソフト『プレイルーム』。カメラとAR機能によって、自宅のリビングがゲームステージに早変わり! ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=516912 プレイルーム【deep down】 流体表現に強いという新エンジンで開発中のRPG『deep down』(発売日未定)。美麗なグラフィックで会場を沸かせていた ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=516915 deep down― 5分で解説する東京ゲームショウ2013【1】 ―
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