更新日:2013年12月23日 16:14
デジタル

MNP希望者に“引き留めポイント”をくれるキャリアはどこだ?

MNPのおトクっぷりが話題になる一方で、長期ユーザーが優遇されるというケースをほとんど耳にしない昨今だが…… ◆編集&ライターが各キャリアに電凸 引き留めポイントがもらえるのは誰?  MNPを申し込むと『機種変更に使えるポイントを発行するので考え直してもらえないか』と「引き留めポイント」をもらえるケースがあるという。果たして自分たちはその対象になり得るのだろうか?  ……というわけで、SPA!担当編集とライター2人が各自キャリアに電話してみたところ、下記のような結果に。
ドコモ

ドコモの場合、ポイントは電子クーポンで発行される。電話をした当日、オンラインショップで確認したところ、自分のアカウントにしっかり反映されていた。ドコモショップや家電量販店でも利用可能とのこと

【編集F】 ドコモ 継続利用年数13年6か月
⇒10,000ポイントゲット 【ライターC】 ドコモ 継続利用年数7年8か月
⇒引き留めなし 【ライターS】 au 継続利用年数12年7か月
⇒引き留めなし  13年選手の編集Fのみが、めでたくポイントをゲットできたものの、ほかの2人は引き留められることもなく、淡々と解約手続きが進んでしまった。  編集Fがキャリアのオペレータと交わしたやりとりは次のとおり。 「MNPを申し込みたいのですが」→「お電話番号をどうぞ」→「090……です」→「よろしければご解約の理由をお聞かせください」→「家族がauなので」→「そうですか。もし引き続き当社でのご契約を検討いただけるなら、ポイント1万円分を差し上げます」  ……こんな具合で、たいした問答もなく、あっさりポイントがもらえてしまったのであった。現場の判断ではなく、契約内容から引き留める人とそうでない人を機械的に判断しているものと思われる。  長期ユーザーほど引き留められやすいと言われるが、12年選手のライターSがスルーされているあたり、ハードルはかなり高めに設定されているようだ。  また、利用年数だけでなく「複数の回線を契約しているかどうか」も重視される……と推測する人も。確かに、編集Fは2台持ちである。  なお、ドコモの場合、ポイントの有効期限は発行日の翌月末まで。機種変更に充てたいなら、お目当ての機種の在庫があるときにトライしたほうがよさそうだ。 取材・文/編集部 ― 携帯電話「長期継続利用」でトクする技術【3】 ―
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