素人OLが告白!『愛の渦』で描かれた“乱交パーティ”の実態
絶賛公開中の映画『愛の渦』は、“乱交パーティ”に参加した男女の群像劇である。これは三浦大輔監督が、自らの体験をベースに描いたものだという。つまり乱交パーティは、今宵もどこかで、ひそかに開催されているというわけだ。
好奇心の強い人は『愛の渦』を知るやいなや、すぐさまネットで“乱交パーティ”と検索したはず。しかし気になるのは、それは本当に開催されているのか。そして『愛の渦』のような「カワイイ女の子とヤレるのか?」である。いくらネットで調べようとも、その答えは落ちていない。
そこで、実際に、カップルで参加したという女性Sさん(29歳・OL)に話を聞いてみた。彼女は「乱交パーティに行ってみたい」という彼氏の誘いをしぶしぶ了承。参加費は、カップルで、つまり2人で計5000円。ちなみに単独男性は1万円、単独女性は無料だという。
「そのパーティーは、主催者がハプバーの常連らしくて、ハプバーのお客さんの中で気に入った人をパーティーに誘っているみたいでした。あとは、参加者が自分の友達を連れてきたり。私の彼氏は、同僚とハプバーに興味本位で行ったときに主催者からパーティーに誘われたようで。もう『せっかくだし行ってみようよ!』とノリノリで困りました(苦笑)」
場所は都内港区にある某有名ホテルのスイートルーム。平日の15時~始発頃までパーティは開かれており、参加者はその間であれば自分の都合のいいタイミングで出向けばいい。Sさんは21時頃、足を運んだ。
「すでに20~30人くらいの人がいて、男女比は6:4くらいだったと思います。行く前は、六本木のクラブとかにいるような、“いかにも”なイケイケの人たちばっかりかと思ってましたが、実際は、普通の主婦っぽい人や、そこらへんにいるようなおじさんが多くてビックリしました。ただ、男性は医者とか経営者が多かったので、そういう人たちの遊び場になっているんだあと知りました」
年齢層はというと、男性は幅広く20代~60代、女性は30代~40代。では実際に、参加してどうだったのか。
「正直、あまり楽しくはなかったですね。ワイワイガヤガヤしていてエロい雰囲気ではなく、スポーツみたいにとっかえひっかえサクッとセックスするという感じでした。流れで5~6人とすることになったんですが、あんまり気持ちよくはなかったです。彼氏? そのときはあまりそっちを見ないようにしていたので……。でもあとで聞いたら、そこそこ楽しんでたみたいで、『また行こうよ!』って。私はもういいかなって感じです」
「乱交パーティ」と聞くと、業者がテキトーな風俗嬢を仕込んで金儲けしているというイメージがあるが、実際に“ホンモノ”たちによるパーティは開催されている。そしてそこには彼女のような“フツーの素人”も混ざっているのだ。乱交パーティに興味があるという好事家のアナタ! まずは映画『愛の渦』で、その世界を覗いてみてはいかがだろうか? <取材・文/日刊SPA!取材班>
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