更新日:2014年08月18日 09:07
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酒にクスリを混入!? 大阪ミナミの“昏睡強盗スナック”

「客引き行為禁止条例」が市議会で可決される見通しがたつや否や、大阪・ミナミの歓楽街ではそれを逆手に取るようにぼったくり店が急増。条例施行前に凶悪化する実情と背景に迫った! ◆昏睡、嘔吐させて金品奪う韓国系客引き ⇒【前編】「集団暴行も…凶悪化する大阪ミナミのぼったくり事情」https://nikkan-spa.jp/691018
大阪

韓国系の客引きの中には、昏睡スナックやヌキ系スナックといった裏稼業が交じり、中国系は本番エステの客引きが紛れるカオス状態。強引な手口にタジタジとなる日本人

 現在、ミナミで最も危険だと客や飲食店関係者が噂するのが、スナックやキャバが多数入居する大型テナントビル、エイトワンビル周辺だ。堺筋から西側に1、2本入ったこのエリアにたむろしているのが韓国系の客引きで、表向きはスナックのママ。ところがなかにはクスリで昏睡させて金品を強奪する荒っぽい手口を働く者がいるというからただものではない。 「何を入れられたのか、水割りを飲んで数分後に嘔吐した」被害に遭った50代のサラリーマンは怒る。 「韓国人のオバチャンに客引きされて自分も酔っていたし、結構強引だったから仕方なくついていったんや。席に座って水割りを飲んだら急に気持ち悪くなって、情けないけど、トイレで吐いたんだよ。でも、そのオバチャン、背中を擦ってくれて、『大丈夫デスカ?』と優しいんだよね……」  体調を気遣ってか、オバちゃんは「全然飲んでないデショ。お金はいらないから、ダイジョウブ、ダイジョウブ」と続けたという。  店を出て財布の中を確認すると現金がそっくりなくなっていた。その額、約20万円。店に戻ろうとしても記憶がおぼろげ。唯一覚えていたのはキャッチされた場所だけだ。 「なじみのバーのママに助けを求めて、一緒にキャッチされた交差点へ行ったんだけど誰もいなくて」 大阪 サラリーマンを介抱したバーのママはこう言う。 「韓国人系の客引きのオバチャンはいつも固まっている。普段から私とも会話もしているし、顔見知りなはず。それなのに尋ねても『知らない』とすっとぼけていた」  南署で被害届を提出し、警官と共に現場を確認するも、梨のつぶてだった。 「韓国系の客引きは強引で、断っても断っても腕を掴んでくる。あげくに逃げ込んだ寿司屋にまでついてきたオバチャンもいるそう。ビールを飲んで勝手に寿司を食べ、『暇だったら来てね』と料金を支払わずに出ていったみたいで、根性が据わっとるんだよね(笑)」(ママ)  今回の条例によって、重点地区がミナミ全域に広がればこうした悪質な業者も減るかもしれないが、限られた予算での遂行。効果のほどは蓋を開けてみないとわからない……。 ― 大阪ミナミ[客引きに罰金5万円]で駆け込みぼったくり急増中【2】 ―
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