更新日:2015年02月25日 17:06
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“先進地”の名古屋に「ゆるパイ」が全国各地から結集

ミニゆるパイ展

ザ・リブレット金山店で開催中の「ミニゆるパイ展」

「ゆるパイ」とは、浜松みやげの定番「うなぎパイ」のようなご当地パイのこと。ゆるパイ研究家で『ゆるパイ図鑑』の著者・藤井青銅氏によれば、現在確認されているだけで250種類近くはあるという。本の発売に合わせて開催された「全国ゆるパイ展」(2014年7月25日~8月3日・渋谷ヒカリエ8F「d47 MUSEUM」にて開催。※参照『この夏、目と舌で「ゆるパイ」を味わおう』https://nikkan-spa.jp/679907)は、10日間で約1万人の来場者を集め、TVや雑誌でも話題となった。  その「ゆるパイ展」が今度は名古屋にやってきた。東海地方を中心に展開する複合型ブックショップ「ザ・リブレット」金山店にて、10月11日(土)~ 11月3日(月)の開催。渋谷での展示に比べると規模は小さく「ミニゆるパイ展」と銘打っての開催だが、渋谷で好評だった藤井氏の手書き解説も展示。うなぎパイを筆頭に、さんまパイ(宮城)、伊勢海老パイ(三重)、ふくぱい(山口)、牡蠣パイ(広島)、宇都宮餃子パイ(栃木)、長良川鮎パイ(岐阜)といったパイを実際に買うこともできる。 「『ゆるパイ図鑑』を拝見して、“これは面白い!”と思いました。渋谷でのイベントの評判も聞き、何とかウチでもできないかということで藤井さんにご連絡したんです」(ザ・リブレットを運営する大和書店担当者)  最初は戸惑った藤井氏も担当者の熱意にほだされ協力することに。 「名古屋(愛知)は全国のなかでも“ゆるパイ先進地”のひとつですが、他の地方にもこんなにいろんなパイがあるんだというのを見ていただきたいですね」(藤井氏)  会場では、もちろん『ゆるパイ図鑑』も絶賛発売中。さらに、なんとオリジナル商品の「『ゆるパイ図鑑』遊び箋」なんてものまで作って販売しているというから、担当者の熱意(というか商魂?)には頭が下がる。
ゆるパイ図鑑

右・『ゆるパイ図鑑』(藤井青銅・扶桑社)、左・『ゆるパイ図鑑』遊び箋

 秋の行楽シーズン、全国各地のゆるパイを見て食べて、ちょっとした旅行気分を味わってみるのもいいかもよ!? <取材・文/日刊SPA!編集部>
ゆるパイ図鑑 愛すべきご当地パイたち

全94パイを写真入りで解説した本邦初のご当地パイ図鑑

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