中国マフィアの「金密輸」が活発化。消費税8%がすべて利ざやに
昨年、小笠原諸島沖に多数出没した中国からの赤サンゴ密漁船も、海上保安庁が本格的に摘発に乗りだしたことから激減した。ところが、新たな“ならず者”たちが日本の海に忍び寄っている。中国裏社会とパイプを持つ人物が明かす。
「消費増税後、活発になっているのが、中国マフィアによる香港からの金の密輸。消費税のない香港で購入した金地金を日本に持ち込み、国内銀行で売却して消費税の8%を受け取る」
正規の税関手続きでは1kg以上の金地金の持ち込みには8%の消費税が課されるが、密輸で持ち込めばこれがかからないのだ。
こうした金密輸の舞台となっているのが日本海だという。
「船で日本の領海近くまで金を運び、日本籍の船に積み替えて持ち込む。金地金相場は1kg450万円ほどなので、100kg運べば3600万円も儲かる」
国庫に入るべき消費税を掠め取るとは密漁以上に大胆不敵だ!
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<取材・文/週刊SPA!編集部>
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