5年半ぶりAKB48大運動会でチーム8が優勝!ぱるる「AKBに入って初めて悔しい」【写真レポ】
「第2回 AKB48大運動会」が、およそ5年半ぶりに5月9日の東京・有明コロシアムで開催され、結成1年の都道府県選抜であるチーム8が総合優勝を飾った。
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そして最後は、最も「結束力」が問われる「チーム対抗リレー」だ。最終競技を残し1位に立ったチームKは、松井珠理奈らの運動能力で強さを発揮し、序盤は他チームを寄せつけなかったが、阿部マリアが“貴婦人”のような走りでリードを帳消しに。しまいには山本彩が転倒するなど、結果はチームKが最下位でゴールとなり、うまくバトンを繋いだチーム8が逆転勝利を収めた。
全7種目が終了し、5時間にわたる熱戦を制したのはチーム8だ。チーム最年長で暫定キャプテンを務めた太田奈緒は「みんなでつかんだ1位!うれしいです!」と大喜び。一方、最下位を告げられたチームAの島崎遥香、川栄李奈らは罰ゲームの撤収作業を黙々と始めていた。
高橋みなみ、小嶋陽菜らが欠席する逆境でチームAを率いた横山は「最下位だったけど、大縄が2回しか飛べない伝説を作れたし、滅多に見られないぱるる(島崎遥香)の本気も見られたからよかった」と笑顔でコメント。大逆転負けを喫したチームKの峯岸は「いいときも悪いときもあるのがチームKらしい」と大運動会を締めくくった。
優勝賞品には、密着カメラなしで完全オフの「チームで一泊二日の温泉旅行」と、AKB48の既存曲から好きな楽曲を選び、ソロでレコーディングし配信できる権利が与えられた。「玉入れ」で唯一スタッフの手伝いをしていたのがチーム8だ。そんな些細な一面にこそ、メンバーの「結束力」が表れていたのかもしれない。そして大運動会では、普段なかなかスポットが当たらないメンバーも活躍次第で脚光を浴びており、新たな一面を発見できたことが印象的だった。
<第2回 AKB48 大運動会 最終結果>
1位:チーム8(250点)
2位:チームK(180点)
2位:チーム4(180点)
4位:チームB(140点)
5位:チームA(100点)
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<取材・文/北村篤裕>
今回は、3月26日の人事異動(組閣)で結成された新チームで挑む初のイベントで、チームA・K・B・4・8の5チームが「結束力」をテーマに激闘を繰り広げた。第1回の大運動会では元メンバーの大島優子や秋元才加が率いる体育会系のチームKが優勝しているが、各チームのメンバーは当時から一新されている。
最初の競技「30mダッシュ」では、チーム4と8が若さを武器に先輩チームを圧倒し、決勝レースは4と8の直接対決に。実行委員長のザキヤマ(山崎弘也)が「スポンサーが8×4だったら大喜びですよ!」と波乱の幕開けを爆笑に変え、いよいよ緊張の瞬間に。2度のフライングを記録するなか、チーム4のワンツーフィニッシュ(1位:村山彩希、2位:小嶋真子)で大運動会はスタートした。
第2競技の「玉入れ」では、峯岸みなみ率いるチームKが“脱法玉入れ”で見事に勝利。カゴを持つ峯岸はルールギリギリの姿勢で「公の場に出られるのは最後のつもり。顔は武器じゃないから、容赦なく当てて!」とレジェンドの意地を見せた。それを見た横山由依(チームA)が「AKBに正義はいらないんですか!」と次期総監督らしい発言で会場をさらに盛り上げる。対するチーム4は、肩車で近距離から攻める作戦を立てるも、人員不足で裏目に出る結果となってしまった。
続く「障害物競走」も見どころ満載だった。圧倒的な差でゴールした小笠原茉由(チームA)、サッカー選手がゴールを決めたときのような姿勢で網へと滑り込む兒玉遥(チームK)、安定のリアクション芸で目が離せない西野未姫(チーム4)らの不可解な動きで会場は大盛り上がり。いつもクールな島崎遥香が「AKBに入って初めて悔しいです!」と口にするほどの熱戦が繰り広げられた。結果は、チームKが3レース中2レースを制し、中間発表では1位に躍り出た。
第4競技「1128m持久走」はダークホースの登場だ。駅伝やトライアスロン経験があるチーム8の横道侑里が独走し、高校でテニス県大会団体3位の実績がある2位の島田晴香(チームK)を圧倒する結末に。そして競技の合間には、新チームでの初パフォーマンス。Aが『大声ダイヤモンド』、Kが『転がる石になれ』、Bが『初日』、4が『清純フィロソフィー』、そして8が『47の素敵な街へ』と各チームを象徴する楽曲を披露し、会場からは大きな歓声が沸き起こっていた。
運動会の後半戦は「ガチンコ腕相撲」対決から。決勝は「腕相撲のために生まれてきた」と豪語する山本彩(チームK)と「父が福岡、兄は神奈川の大会で優勝している」腕相撲一家の大家志津香(チームA)の対決に。“本物のゴリラ”を決める一戦で勝利した大家は「親孝行がしたかった。AKBに入って一番うれしい!」と満面の笑みをこぼしていた。
続く「大縄跳び」では、中間発表で最下位(10点)となっていたチームBのキャプテン・木﨑ゆりあが「声が邪魔です!」とファンの声援を拒否するも、静寂のなか合計85回を記録する有言実行ぶりで1位を獲得した。一方、腕相撲で優勝し勢いに乗るチームAは、宮脇咲良と入山杏奈が直立したまま合計2回というまさかの結果に。逆転劇は夢物語となってしまった。
『僕たちは戦わない』 記念すべき40枚目のシングル |
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