ファイナリスト7名の水着姿を公開!「ミス日本2016」東日本地区大会レポート
来年1月に開催される「ミス日本コンテスト2016」の候補者を選出する地区大会が始まり、8月27日には東日本地区の代表選考会が開催された。
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=926574
今大会のテーマは「行動する健康美人」。東日本地区は全国5ブロックの中で最も激戦と言われ、昨年度のミス日本は、受賞6名のうち5名が東日本地区の候補者から選ばれているだけに、レベルの高さは折り紙つきだ。応募者およそ1,500名の中から書類審査と面接審査を通過した26人が洋服と水着の審査に挑み、自己紹介やウォーキング、特技の披露などでそれぞれが魅力をアピールしていった。
候補者たちは、ミス日本コンテスト大会委員長の和田優子氏らの質問攻めに戸惑いつつも、明るい笑顔で堂々と自身の特技をアピールしていく。その結果、代表には津田塾大の佐藤瑠美さん、慶応義塾大の喜多川あゆさん、大妻女子大の山田夏生さん、玉川大の市川舞さん、慶応義塾大の松野未佳さん、立教大の須藤櫻子さん、国際基督教大卒の飯塚帆南さんの7名が選ばれた。
ミス日本の歴史は戦後の1950年に遡り、日本とアメリカの友好親善を図る女性親善大使を選ぶことを目的に開催されたのが始まりだ。第1回の受賞者は、のちに映画女優として一世を風靡し、昭和の美人の代名詞となる山本富士子だった。その他にも、タレントの藤原紀香ら多くのミス日本が各方面で活躍している。
代表のひとり、松野未佳さんは維新の党・松野頼久代表の愛娘という。応募の際、父親から「お前の足を引っ張ってはいけないから、プロフィール欄に書く父親の職業は『会社社長』にでもしておきなさい」と言われたそうだ。事務局は父親のことを知っていたものの、公平性を保つため代表が決まるまで審査員やマスコミには明かされていなかった。「将来は人や社会の役に立つ仕事がしたい」と話す松野さんだが、父親の影響から政治にも少し興味があると話す。
喜多川あゆさんは、父親の仕事の関係で6年間ブラジル・サンパウロで暮らし、今年4月に戻ってきたばかりの帰国子女。「まさか自分が選ばれるとは思っていなかった」と話す彼女は、「最初の2か月は英語がさっぱり分からず、授業中もただ座っているだけでした。でも2か月経つとなぜが英語が感覚としてわかってくるようになるんです」と当時の生活を振り返る。そして今ではサンバを特技とするほどに。「美を極め、自分を通して美を伝えていきたい」と意気込みを語った。
須藤櫻子さんの夢は、女子アナウンサーになること。将来へ向けて、現在は民放キー局のアナウンススクールに通い、人に伝える技術を学んでいるそうだ。ミス日本という舞台が、その夢への第一歩となるかもしれない。
今後、東海、西日本、九州の各地区で代表選考会を実施。選ばれたファイナリストは、9月からメイクアップ技法、運動と食事栄養の指導、ウォーキングレッスンから能楽などの伝統芸能まで様々なトレーニングを行い、来年1月25日に開催されるミス日本コンテストへ向けて日本美を磨いていく。
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=926564
<取材・文/北村篤裕 撮影/西田周平>
ハッシュタグ