田舎のお年寄りをカッコ良く撮る! 人気マイナー雑誌のフシギな世界。土建カルチャー、縄文時代専門誌も
群雄割拠のメディア情勢の中、様々な視点と発想で新機軸を打ち出してきたインディペンデントな雑誌コンテンツ。そこで今回、ちょっとニッチだけれども、誰もが楽しめるミニコミ誌やフリーペーパーの数々を紹介しよう。
地方で農作業などに従事するおじいちゃんやおばあちゃんの日常を切り取った写真主体のフリーペーパー。写真センスも企画も毎回キレキレ。口コミで話題に。お年寄り好きにはたまらない一冊だ。
田舎のお年寄りのファッションなどライフスタイルをオシャレに紹介し、ルーズな着こなしに、ヒップホップセンスを感じとる異色のご老人雑誌。老人×ヒップホップ、田舎のお年寄りをカッコ良く撮る。長野発のこちらのフリーペーパー、様々なメディアでも紹介され、設置場所は地元長野から都内、果ては台湾まで。現在は在庫が不足中のもよう。
HP:http://www.fp-tsurutokame.com/
⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=999864
オカルトスポット探訪マガジン。「オカルトと場所」をテーマに、心霊・怪奇ネタの禁足地から海外の珍パワースポット、温泉にソウルフードまで、隠されたものを調査・紹介する。
アングラなテーマなのにフルカラーの誌面はポップなデザインで写真も充実。世間的なオカルトのイメージを覆して、往年のオカルトファンのみならず幅広い層から支持されているキッチュなオカルト総合雑誌だ。定価は1000円。2011年の創刊から現在まで定期的に更新されており、最新号のvol.9が今年8月に発刊されている。
HP:http://mg-kaisyo.jugem.jp/?cid=1
⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=999865
名前だけなら誰もが知っているが、誰もよくわかっていない縄文時代をテーマにした前代未聞のフリーペーパー。文字もお金も無く確かなことがなにも言えない遠く離れた時代のようにも思える縄文時代を、現代人のずっと身近な話題を切り口にして、読み解いていく。2015年8月に創刊されたばかりだが、一部の業界的にはすでに話題沸騰のようで、2号も鋭意製作中とのこと。
HP:http://jomonzine.com/pg145.html
⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=999866
「ゼロから始める 相撲オタクになる」がキャッチコピーのフリーペーパー。興味はあってもコアなファンの多い相撲の世界で、伝統や格式を大切にしながらも、ライトな感覚で相撲を楽しむことをコンセプトにしている。相撲を知らない人でも相撲をより一層楽しむためのヒントが満載の一冊。今年、創刊3周年を迎え、現在最新号の19号が配布されている。
HP:http://www.scoopnest.com/ja/user/tsuna_info/
<文/日刊SPA!取材班>
『鶴と亀』
『BLUE’S MAGAZINE』
⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=999863 土建系総合カルチャー雑誌。専門的な業界紙ではなく、あくまでカルチャーとして土木業界をフィーチャー。 不器用で真面目な職人たちの美学に裏打ちされた現場をスタイリッシュに切り取っていく。職人たちのグラビアは美しくカッコイイし、マンガやコラムなど内容面も読み応えがあって充実。働く全ての人にオススメする、日本一汗臭くてインダストリアルなフリーマガジンだ。ヴィレヴァンを初めなど都内各所で配布中。バックナンバーなどの個別配布も有料で行っている。 HP:http://kandensha.com/『怪処』(かいしょ)
『縄文ZINE』
『TSUNA』
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ