『スター・ウォーズ』最新作の監督もお忍びで買いにきた“日本限定珍品グッズ”とは?
『スター・ウォーズ』シリーズに出てくるコスチューム造形や剣劇などが「日本文化の影響」によるものであるというのは有名な話だが、近年では日本で『スター・ウォーズ』の「浮世絵」や「日本人形」までが制作&販売されるようになり、“逆輸入”的な広がりをみせている。
ほかにも、日本独自の進化を遂げた「珍品グッズ」が話題に。ここではその一部を紹介しよう。
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コレクターの間では長らく熱い注目を集めている日本限定珍品グッズ。海外からもファンが買いに訪れるマニアの聖地「STAR CASE」のオーナー、片桐優さんが語る。
「日本における『スター・ウォーズ』のグッズ展開は’78年公開のシリーズ1作目から始まっています。ただ、当時は大人が映画グッズを集めるという文化がなく、お菓子のオマケやオモチャなど、子供向けという扱いが一般的。今ほど版権の管理も厳しくなかったのでこれが公式グッズかと驚くようなグッズがたくさん世に出ました」
こうした日本限定品はフィギュアの造形がユルいだけでなく、キャラクターやアイテムの名前が間違っているものも少なくない。しかしそれがかえって希少価値となり、「今では『日本にしかないレアなグッズ』として海外のマニアたちから再評価されている」と片桐さん。同店にはそんな“珍品”がところ狭しと並べられ、それが世界中からマニアが訪れる理由のひとつとなっている。新シリーズ監督のJ.J.エイブラムスもお忍びでグッズを買いに来たことがあるというから驚きだ。
日本文化の影響を受けた『スター・ウォーズ』とコラボすることで日本でも新しい表現や珍しいグッズが生まれ注目を集める。『スター・ウォーズ』と日本文化は、そんな相乗効果も生んでいるのだ。
12/1発売の週刊SPA!に掲載されている特集『SW新シリーズ公開直前記念 日本人が愛した『スター・ウォーズ』』では、超大作に秘められた“和”要素を徹底解明。浮世絵や日本人形の制作秘話、ジョージ・ルーカス側の反応なども特集している。また、18日から封切られる待望の新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の敏腕プロデューサーの特別インタビューも掲載。いまだベールに包まれている物語の片鱗に限界まで迫っている。もちろん、新作公開前の総復習として「5分でわかる全エピソードガイド」コーナーも。
さらに、このSPA!の表紙はなんとC-3POとR2-D2の撮り下ろし。「今週の顔」ページにもアザーカットが掲載されているので、SWファンならずとも必読必買の一冊となっている。
<取材・文/小山田裕哉 撮影/増田岳二>
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